高北blog

5月8日(水)宇津木スタジアム(新高崎市ソフトボール場)6月1日完成!

 本日、高崎市役所の小渕様が本校に来校し、現在計建設中の「浜川運動公園拡張整備事業」工事の進捗状況等について説明をしていただきました。

 6月1日(土)には、宇津木スタジアム(高崎市第1ソフトボール場)のオープニングセレモニーが開催され、日本を代表するビックカメラ対太陽誘電の試合が行われる予定です。その後、中学生等を対象としたソフトボール教室も開催され、当日は周辺道路及び駐車場の混雑が予想されます。状況によっては、本校の駐車場を利用してもらうことにもなりそうです。

 本校にも男子ソフトボール部、女子ソフトボール部がありますので、今後、一層連携を深めてまいりたいと考えています。男子ソフトボール部、女子ソフトボール部の皆さん、流れが来ています。頑張りましょう!

 本年度は、宇津木スタジアム及びテニスコート21面、サッカー・ラグビーの多目的広場等、北側半分を中心に整備を進め、次年度以降、順次南側の第3・第4ソフトボール場、サッカーラグビーグランドを整備する計画があるそうです。

 「新浜川運動公園」は、多くの一流アスリートが技を競い合う「高崎市のスポーツのメッカ」としてますます発展を遂げることになるでしょう。 

浜川運動公園拡張整備事業 計画図(案)(公表済み)

5月8日(水)ボストン語学研修参加者40名決定

 2年生13名、1年生27名、計40名参加決定

 2019年7月7日(日)~15日(祝)の9日間の日程で実施される、高崎北高校「ボストン語学研修」の参加者40名が決定しました。

 応募者は、1年生37名、2年生13名の計50名。

 今回は、2年生を優先し、まず、2年生13名の参加を決定しました。

 2年生に加え、1年生については、本日、昼休みに、厳正なる抽選会を行ったところ、27名の参加者が決定しました。

 残念ながら今回抽選に漏れてしまった10名の皆さんは、来年度の研修では優先的に参加できるよう配慮したいと思います。

 本研修会に賛同してくれた生徒の皆さん、保護者の皆さん、ありがとうございます。今年及び来年と、体験時期はズレますが、皆さんのボストンでの経験が、必ずや将来につながるものと強く確信しています。

 抽選会の様子

5月8日(水)1年生、自転車事故が多くなっています。

 ぐんまスクールネットで1年次保護者の皆様にはお伝えしていますが、連休明けの2日間(5月7日、8日)で1年生の自転車による交通事故が3件発生しています。

 入学して1か月が経ち、少し慣れてきたことと、長い休み明けということもあり、交通事故が起きやすい状況になっています。

 ご家庭でも生徒の登下校の交通安全について、再度ご注意をお願い致します。

《今回の交通事故の発生場所は、数年前にも交通事故が起こった場所です。十分注意をお願いします。》


 ファミリーマートから南下する道路で、本校生徒の皆さんがよく利用する通学路です。十分注意をお願いします。

2019.05.07 交通安全教室

 スケアード・ストレイト方式と呼ばれる、実際に起きた交通事故につながる危険な行為や事故の発生しやすい場所、状況をスタントマンに再現してもらう方法で行われました。前日の雨でグランドが使用できず、体育館での実施となりましたが、自転車での事故の状況や具体的な原因を目の前にして、生徒たちは交通ルールを守ることの大切さを実感しました。

4月18日(木)藤岡「月いち会」にて、本校3年生がテーマ研究を発表

 本校3年生の島田祐希君が、高校のテーマ研究で「空き家バンク」と「リノベーションまちづくり」を勉強。そこから「まちづくり」に興味をもち、今回、空き家、有休不動産を使って近い将来したい事について、地元藤岡の「月いち会」で10分トークを行いました。

 将来の夢について、具体的に行動し、多くの社会人の方々に自分の考えをぶつけて、意見を広く伺いました。「月いち会」には20名以上の社会人の方々が集まり、夢を語る若者を熱く応援してくれる温かい皆さんでした。私も温かい気持ちになりました。

 ゆうき君、月いち会の皆さん、ありがとうございました。

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【月イチ会】は、「藤岡版 しゃべり場」

 藤岡の人や藤岡に関係する人が緩いつながりの中で、月に一度集って、語り合う日。

【藤岡版 しゃべり場 月イチ会】
 ① 本気で思いを語り合う場
 ② 本気で応援しあう場
 ③ 本気で実現に向けて動き出す場

 藤岡市民や藤岡つながりの人々と、月に一回集い、いろんな事をざっくばらんに語り合い、ワクワクや楽しさ、想いの実現に向けたサポートを共有します。

 リアル版の【クラウドファンディング】。
 お金は出せないかもしれないけど、アイディアやお手伝い、サウンディングボードになれると思う。そんな、あなたの想いを応援する仲間が集う場です。

 伝えたい話がある人と聞きたい&応援したい人をつなげる場が【藤岡 月イチ会】

 毎月、第3木曜日に開催予定です。どなたさまも、お気軽にご参加くださいませ。

◎日時:2019年4月18日(木) 19:00-21:00
◎場所:会遊亭(藤岡市藤岡81-1)
◎参加費:無料

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 本校3年生の島田祐希君が、高校のテーマ研究で取り組んだ「空き家バンク」と「リノベーションまちづくり」について発表しました。

 

4月14日(日)2019 ぐんま発SDG'sAction!!

 2019 ぐんま発SDG's Action!! が新前橋駅の群馬県社会福祉総合センターで開催されました。

 第1部 今井健太郎氏 ”SDG'sの経営戦略「SDG'sの概要と国内外の動向、企業が取り組むメリット#

 (野球部春季大会応援のため欠席)

 第2部 対談

     saitogunma CAJON カホン屋サイトウグンマ代表 斎藤 秀典氏

     環境システムズ 塚田敏則氏 ごみゼロ活動について

     2018ミス・アースジャパン東京大会 準グランプリ 田中永美氏 荒川清掃活動のお話

     JICA群馬(国際協力機構)佐藤祥平氏 SDG'sの国際活動について

     2030SDG's高校生ファシリテーター川内柊佳さん 今井健太郎氏を交えての対談が行われました。

 群馬での初めてのSDG'sのアクションでしたが、高校生も多くが参加し、熱心に耳を傾けていた姿が印象的でした。イベント最後の名刺交換会には100名ほどの参加者が集い、熱気に溢れていました。

2019.04.28 弓道部男子 春季大会個人優勝

県高等学校弓道春季大会で男子個人優勝!

4月28日に行われた 平成31年度第14回県高等学校弓道春季大会(於:ALSOKぐんま武道館弓道場)で2年の田村一樹さんが男子個人優勝をしました!

男子個人 優勝 田村一樹

田村選手のコメント・今後の目標

今回の大会で八射皆中して優勝することができ、とても嬉しく思います。
このような結果が残せたのは、日頃から先生方が熱心に指導してくださったり、
仲間の応援があったおかげだと思っています。今後も期待に応えられるよう、
日々の練習に真剣に取り組んでいきたいと思います。

 

 

4月25日(金)ミライバシ(2年生全員参加)

 グリーンドーム前橋で開催された「進路のミカタLIVE・ミライバシ2019」に、2年生全員が参加しました。

 県内外の大学・短大や地元企業のブースが立ち並び、学校個別相談コーナーや体験型コーナーなどに多くの行列ができていました。 

「進路のミカタLIVE・ミライバシ2019」実施概要

■目  的

 高校生の多くは、地元の優秀な企業や様々な仕事を知らずに、進学時に県外へ転出し、就職や転職という転機においても「地元に戻りたいけど企業を知らない」という理由から地元に帰ってくることがないという現状である。

 そこで、進学・就職前の高校生の段階で、市内企業やその仕事内容を知るとともに、学びと仕事のつながりを知る場を設けることで、将来の地元就職・Uターン就職を意識付ける機会を創出する。

 併せて、様々な地元企業やその仕事と、そこにつながる学びを知ることで。将来の進路や仕事についてより深く考えるきっかけを創るとともに、働く大人と接することで、仕事のやりがいや責任などを体感し、職業観・勤労観の育成を図る。

■開催日時:2019年4月25日(木)12:00~16:00

■会  場:ヤマダグリーンドーム前橋(メインイベントエリア)

■内  容

 企業ブースは体験型、学校ブースは体験型・説明型とし、学びや仕事の体験を通して、地元企業の魅力を発見するとともに、学びと仕事のつながりや広がりを知ることで、自身の将来について考え、視野を広げるきっかけの場とする。

■来場対象:前橋市の高校生を中心とした群馬県内の高校生、保護者、教員等

■動員総定数:2,000人

■想定出展数:前橋市内企業35社、群馬県や首都圏エリアを中心とした大学・専門学校等80校

「進路のミカタLIVE・ミライバシ2019」の様子

4月26日(金)あいさつ運動

 生徒会の皆さんが、今年度初めての「あいさつ運動」を行いました。

 校長として1年間、生徒の皆さんの朝の登校風景を見てきましたが、朝早くから自習室で自習をしている生徒の皆さんが多くみられるなど、早めの登校が定着しつつあるように思います。

 今回は、あいにくの雨の中の「あいさつ運動」となりましたが、皆さん大きな声で気持ち良く挨拶をしてくれていました。

 生徒会の皆さん、ありがとうございました。

2019.04.24 2年次ミライバシ参加

4月24日(木)2年次生はグリーンドーム前橋で開催された「ミライバシ」というイベントに参加しました。「ミライバシ」とは、企業の仕事体験を通じ、「上級学校での学びがどのような形で社会と繋がっているのか」を生徒自身が考え、検証していくことを目的としたイベントです。

介護ロボット体験

大学ガイダンス

企業ガイダンス

小論文書き方講座

企業ガイダンス

看護体験

4月10日(水)新入生オリエンテーション (2・3・4時限)

《新入生オリエンテーション》

 高崎北高校に入学した新入生が、1日も早く高北の生活に慣れるよう、オリエンテーションを行いました。 

【概要】

 (1)校長訓話(2時限):学校長による学校ビジョン等を話しました。

 (2)学年団紹介(2時限):学年団による学年団紹介

  ・担任自己紹介:名前、クラス、部活動、委員会、探究テーマ等

 (3)アクティブラーナーガイダンス(3時限)

  ・人間関係づくり、探究&授業ガイダンスなどを行いました。

  ・人間関係づくり:「関係の質」を高め、安心して学び合える関係をつくります。

  ・探究ビジョンガイダンス 

   総合的な探究の時間を中心とした学びのイメージ、資質能力も併せて

  ・授業ビジョンガイダンス

   実際の授業風景や、どんな姿勢で臨む授業なのかをイメージします。

  ・ワークショップ

   課題解決型の体験ワークショップ、お互いに学び合って、切磋琢磨した感覚に

 (4)高崎北ナビ by 2年生(5・6時限)

  ・2年生からの学校案内と、テーマ研究の「問い」発表

  ・2年生による学校案内、2年生との関係づくり(アイスブレイク)、「問い」を受け取るなど

担任団紹介 アイスブレーク グループで自己紹介
ペアで自己紹介

高北ナビ1

2年生4人が1年生4人を校舎案内

高北ナビ2

2年生から1年生へ、テーマ研の問いの発表

《高北ナビ》

 新入生オリエンテーションでは、先生からの話だけでなく、2年生全員から1年生全員に対し、学校生活や勉強、部活動のこと、総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン」で行うテーマ研究についてなどについて説明する「高北ナビ」を行いました。

 「高北ナビ」は、2年生の4人と1年生4人の計8名が1グループになり、2年生が校舎案内をしながら、学校案内、テーマ研の問いの発表などを行いました。

 1年生は入学してまだ2日目。先輩のエスコートにより高北生活について知ることができたり、クラスの友達や先輩とたくさん話すことができたりして、高北生活での不安が少し減ったのではないでしょうか。 

4月10日(水)新入生オリエンテーション (校長訓話PP資料)

 校長訓話では、これから3年間を通して高北で取り組む「総合的な探究の時間『あららぎ探究プラン』」の概要について話をしました。

《ポイント》(※下のPP資料参照)

① 高崎北高校は、本校の教訓「未来を拓く」の実現を目指し、「未来を拓く人」を育てる高校を目指します。

② 「総合的な探究の時間『あららぎ探究プラン』」では、自分の原点(最も興味のあること)を見つめ、問いを立て、互いに対話をしながら課題を解決し、将来の職業につなげる探究活動を推進します。

③ ブレイク:現時点での「自分の原点」と「自分の将来の職業」について考えてみよう。(個人で2分間、隣同士で2分間)

④ 探究とは? 自分の未来と社会の未来について

⑤ 大切なこと→自分の原点(最も興味のあること)を見つけること、社会と接点を持つこと。

⑥ 「高北生に身に付けてほしい資質・能力」について

   
 
     

4月14日(日)野球部 対農二戦

 第71回春季高校野球大会が高崎城南球場で開催されました。

 高北 200000 2

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 初回2点を先制しましたが、2対12(6回コールド)で敗戦しました。

 昨秋の新人大会から、投手も打撃陣もひとまわり大きく成長していることが実感できました。

 冬場のトレーニングの成果がみられ、別のチームになった感があります。

 1年生も16名が加わり、新チームとして更なる飛躍を期待します。

4月10日(水)パン販売始まる

 創立以来、本校で40年間パン販売をしていただいていた長野製パン屋さんが昨年度末をもって営業を終了し、新たにトリアノン(群馬フードサービス)さんが販売を開始しました。今後ともよろしくお願いします。

4月9日(火)入学式式辞

 春の日差しが日ごとに強く降り注ぎ始め、正門の脇の桜が新入生の新しい門出を祝福してくれるかの如く満開に咲き誇る今日の佳き日に、PTA会長 岡田美奈子(おかだ みなこ)様を始め、多数の御来賓と保護者の皆様方の御臨席を賜り、平成三十一年度群馬県立高崎北高等学校第四十一回入学式をこのように盛大に挙行できますことは、私ども教職員一同の大きな喜びであり、心より厚く御礼を申し上げます。

 ただ今、入学を許可しました240名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。高崎北高校への入学を、心から歓迎いたします。また、御列席の保護者の皆様におかれましては、今まで手塩にかけて育てられましたお子様の御入学を心からお祝い申し上げます。

 さて、先日、新しい元号が「令和」に決定しました。皆さんは新しい時代のスタートの年に、新しく高校生活を始める記念すべき学年であります。

 また、高崎北高校においても、昨年、創立四十周年を迎え、これまでの四十年を振り返り、これからの新しい四十年をどのようにつくり上げていくべきかを議論し、一年間をかけて準備して参りました。今年度は、いよいよ高崎北高校の新しい教育を本格実施する記念すべき年でもあります。

 高崎北高校の新しい取組は様々ありますが、その中の二つを紹介します。

 一つは、変化の激しい社会を生き抜くための「資質・能力」の育成です。

 「大量生産社会」から「知識基盤社会」に入り、AI(人工知能)が人々の働き方まで大きく変えようとしている今日(こんにち)、社会で求められている資質・能力も大きく変わろうとしています。これからの高校教育においては、これまでの基礎的な知識・技能を身に付けることに加え、それらを活用して課題を解決していく活用力を身に付けることも重要です。ただ単に大学に合格する力を身に付けるだけでなく、その先にある社会で必要とされる資質・能力である、「主体性」や「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」といった資質・能力を、高校生のうちから身に付けることは大変重要であると考えます。高崎北高校では「高北生に身に付けてほしい資質・能力」として、「主体性」や「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」など9つの資質・能力を、すべての先生方で議論し、決定し、授業や部活動、学校行事等、学校におけるすべての教育活動において育成してまいります。

 新入生の皆さんは、指示されたことをこなすだけでなく、何を学ぶか、どう学ぶかなど、自ら考え、主体的に行動するようお願いします。また、授業や部活動、学校行事等においてグループで話し合う機会を積極的に設けます。さらに、自分の意見を発表する機会も積極的に設けるので、積極的に参加するようお願いします。これらの力は、一朝一夕に身に付くものではありません。苦手なことでも普段から心がけることで、三年間で大きく成長するものと考えます。努力を怠らず、気長に自分を磨き続けることで、三年後、皆さんが卒業するとき、社会で求められる様々な資質・能力を身に付け、大きく成長した高北生となっていることを期待します。

 もう一つは、「探究」です。

 昨年三月に高等学校学習指導要領が改訂され、本校においても2030年を見据えた新しい教育を推進しているところです。その取組の一つとして、今年度から新たに「総合的な探究の時間(あららぎ探究プラン)」を立ち上げ、新入生の皆さんの「探究」活動が本格始動します。「あららぎ探究プラン」では、社会人と対話したり、ボランティア、インターンシップ、大学訪問等、様々な活動を通して、疑問に思ったことに対し自ら問いを立て、仲間と互いに議論しながら課題解決を図る探究活動を行います。探究活動を行うことで、あんな職業に就きたい、あんな人になりたいという「皆さんの心に火をつける」活動を推進し、学びに向かう力を育てます。こうした活動を通して、自分の原点(自分に最も興味のあること)を探り、将来の職業について想いを巡らせる時間を経験することで、結果的に大学入試を突破する近道になると確信しています。

 本校の校訓は「未来を拓く」です。

 新入生の皆さんは、自分の原点を探り、問いを立て、友達と対話しながら課題を解決する探究活動を通して、将来の職業や夢を実現する「未来を拓く人」になってほしいと願っています。

 今日からの高校生活の中で心配なことのひとつに、交通事故があります。新入生の皆さんは、慣れない通学路を通うこととなりますが、早めの登校を心掛け、交通ルールを遵守し、細心の注意を払って登下校をしていただきたいと強くお願いします。

 結びに、今、新たな道を歩み始めた新入生の皆さんが、高崎北高校での三年間で大きく成長されることを祈念するとともに、御来賓並びに保護者の皆様方におかれましては、本校に対する特段の御支援・御協力をお願い申し上げ、式辞といたします。

 

 平成三十一年四月九日

                                    群馬県立高崎北高等学校長  丸橋  覚

4月8日(月)始業式訓話

 

 

 皆さん、おはようございます。  

 いよいよ今日から新学期が始まります。新しい元号が「令和」と決まり、今年は「令和元年」になります。新しい気持ちで、新しい未来に向かって、新たなスタートを切りましょう。 

 昨年度の終業式でも話しましたが、本校は学校の地図となる「高崎北高校グランドデザイン2019」を作成しました。年度当初に当たり、改めて話したいと考えています。

 まず、学校教育の基盤として、➀「基本的生活習慣の確立」と②「基礎・基本の確立」が重要です。

 基本的生活習慣として、しっかりした挨拶をする、身だしなみを整える、早朝から自習室で勉強したり、放課後遅くまで自習室に残って勉強するなど、毎日の規則正しい生活習慣を身に付けることが大切です。

 また、基礎・基本の確立では、漢字や古典文法、公式や英単語・熟語など、基礎・基本を徹底することは、高校生として当たり前のことです。基礎・基本を身に付けることは、体に栄養素を補給することと同じであると考えています。体作り必要な栄養素をしっかり吸収しましょう。

 この基盤の上に、社会に出て必要となる資質・能力を育成することも今年度のテーマとして重要と考えています。

 先生方でまとめた「高北生に身に付けてほしい資質・能力」のうち、具体的に3つ確認します。

 第1に、「主体性」です。勉強も宿題も、言われたからやるではなく、自分からこれを鍛えるというよう、主体的な学習を進めてください。授業においても、部活動、学校行事においても、主体的に行動することを心がけてください。

 第2に、「コミュニケーション能力」です。私は他の人と対話をすることにより、自分の意見がまとまったり、自分が気付かなかったことに気付けたり、新たな発見をすることができると考えています。先生方も、授業や部活動、学校行事等で、皆さんがコミュニケーションを活発にできるよう支援するので、自身のコミュニケーション能力を高めることを意識して生活をしてください。

 そして第3に、「プレゼンテーション能力」です。私も今はこうして話をしていますが、高校生の頃はまったく苦手でした。授業や部活動、学校行事などで、皆さんに積極的に発表する機会をつくるので、皆さんはできるだけノー原稿で発表してください。記憶できる短い文章でも結構です。途中で詰まってしまっても結構です。果敢にチャレンジしてください。

 この他、進路指導の充実、国際交流の充実についても話しておきます。

 進路指導の充実では、昨年度より引き続き「難関大学合格プラン」を推進します。皆さんは、もっと目標を高くして良いと思います。それだけの力を持っていると確信しています。目標を下げるのはセンター試験が終わった後や3月の最後でも良いと思います。可能であれば、「東北大学オープンキャンパスツアーや筑波大学オープンキャンパスツアー」なども実施したいと考えています。

 また、国際交流の充実も推進します。高校生という若いときに海外を経験しておくことはとても貴重であると考えます。アメリカ研修や香港研修なども計画しています。勇気を出して積極的に参加してください。必ずや素晴らしい、かけがえのない経験となることと確信しています。

 最後に、新3年生の皆さんには、最上級生として高北生の模範となる行動がとれるようお願いします。

 部活動では、高校生活最後の集大成の時期がやってきます。悔いの残らないよう、全力を出し切ってください。また、学習面においても、先輩に続き、日々努力を惜しまず、全力で頑張ってください自分の力を信しることが大切です。3月の最後の最後まで諦めず、自分の夢に向かって努力し続けてください。皆さんの一人一人の成長を大いに期待しています。

 また、新2年生の皆さん、いよいよ明日、新入生が入学してきます。新入生が安心して高北生活がスタートできるよう温かく迎え入れてください。部活動や学校行事においては、3年生を引き継ぎ、中心的な役割を担うことが多くなるでしょう。文武両道を目指して、日々自分を磨き続けてください。

皆さんにとって、今年が新しく、祈念に残る1年となることを祈念して挨拶とします。頑張ってください。