カテゴリ:学校長

2020.10.05 「高北自習室試し延長」を行いました

 PTA保護者からの発案で、放課後の自習室の延長ができないかというご意見をいただき、夏休み前に保護者アンケートを行い、実施の賛否を確認しました。
 保護者の皆様からのご意見は、実施してほしい方がいる一方で、安全面で不安視している方もおり、様々です。
 アンケートを元に、9月9日に開催したPTA本部役員会で検討した結果、1週間を目処に「試し延長」を実施することになりました。
 「試し延長」では、保護者の皆さんからいただいた実施上の課題が解決できるかどうか(特に、自習室利用の利便性や防犯上の課題等)を確認します。
 今後、PTA本部役員の皆様からのご意見を集約し、それを元に生徒・保護者及び教職員からのご意見をうかがって実施の可否を検討することになると思います。保護者の皆様のご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 「高北自習室試し延長」1日目の様子

 6時45分現在、91名の高北生が利用しました。最後、閉館時まで28名の高北生が集中して自習を行っていました。
 今回、来校したPTA本部役員の皆さんは9名。廊下で生徒の学習の様子を見たり、浜川サイクリングロードなども視察していただきました。PTA本部役員の皆さん、遅くまでありがとうございました。(校長)

多目的室1(3年生)
雰囲気は、学習合宿。

多目的室2(3年生・一部1・2年生
皆、集中しています。

多目的室3(1・2年生)
利用者が多く、一部多目的室2に
移ってもらいました。

校舎立入禁止

スリッパに履き替えて入場

最後は、本部役員さんに挨拶して帰宅
皆さんとても礼儀正しいです。

 

  多目的室1 多目的室2 多目的室3 合計(括弧内は最終まで)
9月28日(月) 91(28)
9月29日(火) 36 34 47 117(51)
9月30日(水) 38 32 51 121(74)
10月1日(木) 34 31 48 113(58)

 

2020.7.13 「第1回カリキュラム・マネジメント研修(教員研修)」を開催しました。

 本校の重点目標の1つである「カリキュラム・マネジメントの充実」を図るために、教員全員による「第1回カリキュラム・マネジメント研修」を、本校会議室で開催しました。

 カリキュラム・マネジメントとは、「生徒たちの姿や地域の実情等を踏まえて、 学校が設定する教育目標を実現するために、学習指導要領等に基づき教育課程を編成し、それを実施・評価し改善していくこと」であり、校長や一部の先生で学校の方向性を決めるのではなく、すべての先生方が意見を出し合い、学校のすべての教育活動について議論し、PDCA(Plan Do Check Action)をまわして改善していくものです。

 第1回カリキュラム・マネジメント研修(教員研修)
 7月13日(月)15:50~16:50(会場:高崎北高校会議室)
 参加者:教職員46名(4人グループ10班、3人グループ2班、計12班)、
 進 行:大渕圭先生(カリキュラム・マネジメント係主任)、山田精一先生
 ※総合教育センターから小野智信指導主事、長期研究員の中島実奈先生、石井千裕先生が来校され、研修を視察されました。

 <今回の研修目的>
 ・新型コロナウイルス感染症による休校中の取組を振り返り、教員間で共有する。
 ・授業再開後の取組を共有し、「高北生に身に着けてほしい資質・能力」とのつながりを考える。 

第1回カリキュラム・マネジメント研修

4人1組で、12組に分かれてグループ協議

テーマは、休校中や授業再開後の取組について

<流 れ>

 1.アイスブレーク(1人30秒で自己紹介、この24時間で良かった出来事について)

 2.休校期間中行ったこと、良かったこと、改善すべきこと
   (2分で付箋に書く、一人2分で模造紙に貼る(計8分))

 3.休校期間中に戻れるなら、自分にアドバイスしたいこと
   (2分で付箋に書く、一人2分で模造紙に貼る(計8分))

 4.授業再開後、心がけていること、工夫していること
   (2分で付箋に書く)

   高北生に身につけて欲しい資質・能力2020.JPG (添付ファイル)との紐付けをする。
   授業再開後、心がけていること、工夫していることが
   どの資質・能力と関連しているか考える(2分)
   模造紙の資質・能力の該当エリアに付箋を貼る。(一人2分(計8分))

 5.振り返り(本日の研修の感想)

 

 ※総合教育センターの小野指導主事より講評をいただきました。ありがとうございました。
 先生方の議論は非常に活発でした。新型コロナウイルス感染症による前例の無い厳しい状況の中、先生方は、なんとか生徒とつながろうと考え、様々な工夫をしていたことがよく伝わってきました。先生方も頑張っています。(校長)

良かったこと、改善が必要なことなど書き出す

一人2分で説明しながら付箋を模造紙に貼る

授業での取組を、該当する資質・能力のエリアに貼る

2020.6.10 1・2年次「探究オリエンテーション:探究活動のすすめ」校長説明資料

 6月から分散登校が始まり、ようやく授業が開始されました。
 年度当初に行う予定の各年次オリエンテーションを、1年次は6月1・2日に、2年次は6月4日・9日に分けて実施することができました。
 校長からは、「高崎北高校グランドデザイン2020」を基に、今年度の学校教育方針を説明し、合わせて「探究活動のすすめ」と題して10分ほどの話しをしました。
 生徒の皆さんは、添付のPDF資料や近日中に教室掲示するポスターを参考にしながら、この一年を充実した高校生活なるよう過ごして欲しいと思います。
 3年次の皆さんにも機会を見つけて説明したいと考えています。(校長)

新入生探究オリエンテーション「探究活動のすすめ」.pdf

2年次探究オリエンテーション「探究活動のすすめ」.pdf

2020.06.03 オンライン授業の準備が開始されました。

 分散登校が始まり、各年次とも毎日半数の生徒が登校し、半数の生徒が家庭学習となっています。
 新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波を想定し、再度の臨時休業に備えて、オンライン授業の整備を開始しました。
 オンライン授業を実施するためには、

 ⑴ 教員のオンライン授業のスキルアップ

 ⑵ 学校のWi-Fi環境の整備及び強化

 ⑶ 家庭のインターネット環境の整備の協力

 の3点が必要であると考えます。

 ⑶ のご家庭でのインターネット環境の整備については、保護者の皆様にご協力のお願いの文書を送らせていただきました。可能な範囲で環境整備にご協力いただけると幸いです。0522インターネット環境整備のお願い.pdf

 今回は、⑴、⑵ について、取組が開始されたことをご報告させていただきます。

⑴ 教員のオンライン授業のスキルアップ

 6月3日(水)1限、2年1組の保健の授業で、髙林修平先生が出席番号奇数の生徒に対し対面授業を行いました。同時に、Google Meetを使って、家庭学習中の出席番号偶数の生徒にオンライン動画を配信し、授業に参加してもらいました。

6月3日(水)1限 
「保健の授業」(髙林先生)
出席番号奇数の生徒に対し対面授業を行いました。

出席番号偶数の生徒は家庭学習中です。
生徒は、GoogleMeetを使い、家庭でこのような画面を見ながら授業に参加しました。

 スマホで見るとこんな感じです。

 オンライン授業を受けた生徒(出席番号偶数の自宅学習中)の感想の一部です。
 オンライン授業に参加できなかった生徒や、聞き逃した生徒への対応など、課題を出していただき、対策を講じてまいります。

オンライン授業参加者の感想1

オンライン授業参加者の感想2

オンライン授業参加者の感想3

⑵ 学校のWi-Fi環境の整備及び強化

 分散登校となっている今週と来週の2週間をかけて、情報部の先生方を中心に学校のオンライン授業の環境整備を進めています。
 まず、今週は、学校のIpadを各クラスに設置し、全教室で同時にオンライン授業の動画配信が可能かどうか検証を行っています。
 同時に、分散登校での授業風景もご覧ください。

オンライン授業のため全教室にIpadを設置

各クラスのオンライン映像の様子

分散登校3日目 生物の顕微鏡観察実習の様子

2020.6.1 分散登校が始まりました。

 長い臨時休業が終了し、本日6月1日、ようやく分散登校が始まりました。

 3年生文系(1,2,3組)は、8時20分から50分の間に生徒昇降口で検温を行い、手洗いを済ませて9時からのSHRを行い、その後、課題テストを実施しました。

 3年生理系(4,5,6組)は、午後に登校し、課題テストを行いました。

 1,2年生は、本日6月1日は、1,3,5組が登校し、2,4,6組は自宅学習でした。
 明日は、2,4,6組の生徒が登校します。皆さんに会えることを楽しみにしていてください。

 教室は、1組の生徒が1組、2組のクラスを使うなどして、通常の半分の人数で授業やテストを行いました。

 先生方もこの日のために準備を重ね、少しでも通常の授業に近付けるよう工夫してもらっています。分散登校を開始するに当たり、ご心配な点がございましたら学校へお問い合わせください。学校としても今後のさらなる影響の拡大に対しても準備を進め、可能な限りの対応を進めて参ります。

 教室では、大きな声を出すことはできませんが、2、3年生は久しぶりの再会に心躍らせている様子でした。
 1年生は、入学式で顔を合わせた程度でつながりを持つことができませんでしたが、本日、緊張した面持ちでしたがようやくクラスの仲間とふれあう機会(互いに1メートル以上の距離を保ちながら)を持つことができました。

 通常授業に戻るには、まだ時間がかかりますが、授業再開の喜びで、学校に活気が戻ってきたように感じます。
 分散登校は今しばらく続きます。家庭での学習も隔日で続きます。クラス担任、教科担任としっかりとつながりながら、家庭での時間を有効に使うことを心がけてください。

 このコロナ禍の中で、学校の役割は、学習指導を行う役割だけでなく、生徒同士のつながりをつくる役割であったり、教師が生徒とのつながりをつくることで、生徒の学習や生活を見守り、支援したリ、ときには導いたりする重要な役割があることを再認識することができました。

 コロナ禍の中では「制限されること」が多いですが、「コロナ禍だからできること」や「コロナ禍だから発見できること」もあると思います。まだまだ不便で心配な状況は続きますが、皆さんで協力して、明るく前向きに過ごしましょう。心配な点や相談したいこと等があれば、是非、学校にお問い合わせください。(校長)

生徒玄関での検温1

生徒玄関での検温2


生徒玄関での検温3

SHR前のクラスでの様子
(1人置きに座り、互いの距離を保つ)

←校舎に入ったらすぐに手洗い

体育館でのHRの様子
(互いの距離を十分保つ)