高北blog

2020.11.9 高崎北高校「授業研究会」に生徒も参加しました。

 高崎北高校重点目標の1.「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業の充実(高北学校経営方針2020【Web版】.pdfに関わる取組として、第2回授業研究期間(10月12日(月)~11月13日(金))において、代表の6名の先生方(各年次2名ずつ)による研究授業が行われました。

 1年:岩崎弘道先生(国語)、  青木達也先生(現代社会)

 2年:高林修平先生(保健体育)、山田精一先生(日本史)

 3年:林 孝彦先生(英語)、  六本木睦先生(生物)

 研究授業は、どの先生も生徒の主体的な対話を促す配慮がなされており、個→協働→発表→振り返り(個)の流れが確立している授業や、ICTやホワイトボートを効果的に活用した生徒主体の授業実践が行われていました。

 全教員がいずれかの研究授業を参観し、本日(11月9日)の授業研究会に参加しました。

 総合教育センターからは、鶴見指導主事(保健体育)、小野指導主事(理科)、坂本指導主事(国語)、今井指導主事(英語)の4名の指導主事が授業研究会に参加していただき、指導助言をしていただきました。指導主事の皆さん、貴重な指導助言をしていただき、ありがとうございました。

 さらに、今回は、授業を受けた生徒にも授業研究会に参加してもらいました。
 授業研究会に参加した生徒の皆さんの感想を共有します。先生方にとっても、生徒にとっても新しい発見があったように思います。
 研究授業をしていただいた6名の先生方及び研究会に参加された先生方、生徒の皆さん、充実した研究会になったと思います。
 高北には、今回の研究授業をしていただいた先生方以外にも、すばらしい実践をしている先生が多数おります。
 今後も一層、「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業の推進をお願いします。ありがとうございました。(校長)

ホワイトボートを活用したグループの意見共有

どの授業もプロジェクターを使い
説明はコンパクトに

今回は、すべての授業を動画撮影し
指導主事の先生に見てもらいました。

ペアで互いに自分の考えを交換

3年の演習の時間でも、対話的な
授業にチャレンジ!

英語では、ペアになり英語で問題を出し合い
一人が先生、一人が生徒

11月9日(月)放課後
授業研究会を開催

授業研究会に生徒も参加!

授業者からの説明の後、
生徒を交えてグループで意見交換

生徒からは、「私たちが思っている以上に
色々なことを考えて授業をしてくださっている
ことが分かりました。」や

「普段、生徒は知ることのできない先生の授業の
作り方や目的など、貴重な話を聞くことができて
良かったです。」などの感想がありました。

総合教育センター「研修支援隊」制度を利用し
4名の指導主事の先生方に指導助言を
いただきました。 ありがとうございました。

授業研究会に参加した生徒の感想 

1年

国語

・今回の授業研究会に参加したことで、多くのものを得られたと思います。国語の授業での目的や意図、生徒にどのような力を身に付けてほしいかを改めて知ることができましたので、今後は、このようなことを意識して授業を受ければ、さらにより良く理解でき、向上心をもって取り組むことができるだろうと思いました。今回の研究会を受けただけで終わりにせず、他の教科でも活かしたり、自分の普段の勉強で具体的に目標を決めたりするなど、これからの生活で活かしたいと思いました。

・初めてこのような会に参加して、先生方が他の先生の授業についてどう考えているのか、また、先生方がどのように考えて授業を行っているのかを知ることができたなと思いました。この会の中で、授業の内容を振り返って考えたり、質問を考えたりしたことで、いつも以上に授業について深く考えた気がします。質疑応答の場面では、授業内でうまくできなかったことや、難しいと感じたことを質問しました。先生が一つひとつの質問に丁寧に詳しく答えてくれたので、自分のもっていた疑問を解消することができたなと思いました。また、この会に総合教育センターから指導主事の人が来ていて、この授業についての話と少しのエピソードを聞いて、普段聞くことができない貴重な意見を聞けて良かったなと思いました。

・今回、授業研究会に参加させていただき、普段見ることのできない先生方の仕事を見ることができ、私たちが思っている以上に色々なことを考えて授業をしてくださっていることが分かりました。また、先生方と近い距離で質問をするのも、いつもあまりできないので、ずっと疑問に思っていたことを聞くことができて良かったと思います。今回聞いた授業の中での活動の意味なども意識しながら、学習に取り組みたいと思いました。

・授業研究会に参加して緊張したけれど、学ぶことがとても多かったと思います。日頃から気になっていたことを先生に聞くことができ、疑問を解消することができました。また、他の生徒の意見も聞くことができ、皆が感じていることが分かったことが、良かったと思います。班で別れて話し合いをしたことにより、自分では考えつくことができないような意見に触れることができ、とてもよい刺激になりました。先生たちの授業についての話し合いはあまり見ることはできないので、良い経験になったと思います。今日学んだことを、これからの授業に生かしていきたいと思います。

1年現代社会

・初めてこのような研究会に参加して、先生がたくさんいて緊張した。いつもただ知識を得るだけの授業になっているけど、先生が考えてくださっている授業のことを知ることができて、授業の初めにねらいや目標を自分自身で考えることも大切だと思った。また、生徒としてはグループワーク等の話し合い活動は、授業により積極的に参加することができるけど、知識を付けないとそのような活動もできないので、バランスが大事だと思った。今回は、このような貴重な経験ができて良かった。

・授業研究会に参加して、普段、生徒は知ることのできない先生の授業の作り方や目的など、貴重な話を聞くことができたので良かったです。自分たちの班では、パワーポイントを使った授業の利点や授業教材をつくるまでの苦労など、将来、教師になりたいと思っている自分にとっては、今後に生かせる話が聞けました。普段、このような形で、先生と話し合うことは無いので、とても緊張したけど、良い経験になりました。

・先生たちがいろいろな工夫をして自分たちにわかりやすい授業をしてくださっているのが改めて知れて良かったです。先生たちの意見など、授業研究会に参加しなければ分からなかったこともあったので、とても緊張しましたが、参加して良かったです。グループワークは理解力だけでなく、発表する力、聞く力も身につくので、もっと取り入れて欲しいと感じました。

・自分がいつも参加している授業は、先生がたくさん考えてくれているのだと知れました。今回の授業は、映像を使ったり、自分たちで判決を決めたり、自分が実際に裁判員裁判に参加しているような感じで能動的に授業に参加でき、またやってみたいと思いました。先生がパワーポイントを作るときに配色によって書くことを変えたりしていると知ることができました。今回の授業研究会で先生が何を私たちに伝えようとしてくれているのか、私たちは先生の授業にどう参加して、何をどう学ぶべきなのかを知れてとても良い経験になりました。また、参加してみたいです。

2年日本史

 

・授業の後半に、探究の時間をつくったり、10秒間で答えられる程度のレベルの発問をしたり、席替えをしたりと、自分たちが今まで体験したことのない工夫が多くあり、これからの私の探究に取り入れられるので、参加してとても良かった。

・教師同士で深く授業研究がなされていて、今日行われている授業は、先生がしっかりと考え抜いたものであると感じました。また、生徒に覚えさせるために工夫されている部分では、自分の探究テーマとも一致するところがあったので、素晴らしい取組だなと感じました。授業で一番良いのは楽しいことなので、良い話が聞けて良かったと思いました。貴重な時間をありがとうございました。

・普段受けている授業の裏側というか、先生の工夫を知れて良かったです。ここに来る前に、皆に「日本史の授業でなんか言いたいことある?」と聞いてみたんですが、ほとんどの人が何もないし、むしろ楽しいと言っていました。社会って、普通人気なくてつまらない教科なのに、皆に楽しく教えられている先生を単純に尊敬しました。貴重な機会をありがとうございました。

・普段、ただただ楽しい日本史の授業ですが、先生のたくさんの苦労や工夫がなされていることが分かった。日本史を好きになってもらいたいという先生の意図はしっかりと生徒に伝わっていると思います。高北の先生方がこんなにも熱心に授業を良くしてくださっているとは意外で、これからもっと真剣に授業と向き合おうと思いました。

・探究を使った授業についての意見を言う、とても良い機会となりました。自分が今まで聞きたいと思っていた質問をすることもできたので良かったです。本来は、先生方だけで行うような会議に、生徒の一人として参加することができたので、とても貴重な経験になりました。先生方が、普段とのようにして授業をつくっているのか、更に良くするにはどのような工夫をしようとしているのか知ることができたので、私達も良い授業づくりができるように、探究のときにはたくさんの意見を発し、話を聞くときはしっかり集中するなどして、貢献していきたいと思いました。

・私にとっては一番、先生方が生徒の意見を求めていたことが印象的でした。私達はどうしても“授業は受けるもの“という考えをもっているので、質問に対して考えるのが大変だったのですが、先生方にとっては、そういう意見が大切なのかも知れないと気付き、とても新鮮でした。
 先生は、年度初めに、どこに重点をおくのか、どのようなスタンスで授業をするのかということを話してくださったのですが、今回はより詳しく、授業するに当たって考えていることや大切にしていること等を聞くことができたので、自分にとっても有意義で、おもしろい研究会でした。

2年保健体育

・今まで知らなかった先生方の努力を直に見ることができて、もっと真面目に授業を受けようと思いました。先生方の中にもたくさんの見方や意見があって、納得することや学ぶことがたくさんありました。動画を見せたり、ディベートをさせたり、1つの授業の中でもたくさんの工夫があってすごいなと思いました。授業の班は、ディベートが盛り上がる班と、あまり意見が出ない班があるので、少し助け船を出してもらえるともう少し意見を交換できると思いました。

・会議室で席に着いた際の、室内の重圧がとても強く、全体の指導担当の方の話でどっと笑いが出た際、大人の人の中での笑いの基準が高すぎて理解が追いつけませんでした。なるべくリラックスして挑もうと思っていたのですが、緊張がほどけず、うまく対話できるか不安でしたが、全体的にとても楽しかったです。一緒に話すグループとなった先生方が、とても話し合いがしやすく、和やかにとてもリラックスして挑めました。グループ討論を入れたおかげで、グループ内の親睦も深められたと思います。同じグループになった人によって、話し合いがどう進むのかが決まってくると改めて実感しました。生徒一人は、最初心細さを感じましたが、本当に良い人たち(先生)に囲まれたので幸せでした。

・いつも何も考えずに受けていた授業ですが、改めて授業中の考えの変化など、自分で考えられたので良かったです。先生方の話から、授業では出なかった意見を知れて面白かったです。授業研究会の授業を先生方が見ることで、授業から新しい考えを取り入れができれば、もっと授業が良くなるのかなと思いました。その機会として研究会があることを知れて良かったです。クラス内でも、班内の話し合いがしやすくなると良いなと思いました。

3年 受験生のため、参加生徒はおりません。

 

2020.11.13 家庭クラブの活動がTVで紹介されます

家庭クラブ

11月1日(日)

NPO法人ラッポルティ食農教育活動の行事に

高北家庭クラブがボランティアスタッフとして参加しました。

今年度2度目の参加となります。

群馬テレビ JAみどりの風 で紹介される予定です。

2020年11月16日(月)21:00~21:30

再放送 11月22日(日)8:00~8:30

 

2020.10.29 高妻先生による「メンタルトレーニング」(1年次、2年次、3年次)

 高崎北高校「あららぎプロジェクト2020.pdf、2つのプランと4つのトレーニングのひとつである「メンタルトレーニング」が、東海大学体育学部教授  高妻容一先生を講師に迎え、10月29日に本校体育館で実施されました。
 高妻先生は、スポーツメンタルトレーニング上級指導士であり、国際応用スポーツ心理学会、日本スポーツ心理学会など多数の学会に所属し、オリンピック選手、プロ野球選手、サッカーjリーガーの指導や、中高部活動を全国大会レベルにまで引き上げたりした、多数の実績をお持ちになられています。
 同じくらいの力のチームなのに、なぜかいつも試合で負けてしまう。本番に弱い。名前負けするなど、なかなか勝てないチームは、メンタルが弱いのかもしれません。実際、強豪校の多くは、当たり前のようにメンタルトレーニングを行い、強い心をつくっていると言います。
 このことは、受験にも応用できるというのです。模試では良い成績がとれるけど、実際の入試では実力が発揮できませんでしたという生徒が少なくありません。それは、心、メンタルが弱いということも考えられます。成功者は、良いイメージを描く練習をしています。メンタルを強くするトレーニングを行っています。
 高妻先生からは、メンタルトレーニングは、受験にも応用できるという話をお聞きし、本校でも「あららぎプロジェクト」の1つの取組みとして、このメンタルトレーニングを、全校生徒対象で実施することにしました。

 本来であれば5月頃から、年間複数回に渡り実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で実施することができませんでした。今回ようやく、年次ごとに(1年次は1・2限、2年次は3・4限、3年次は6・7限)で実施しました。
 今回も惹きつけられる講演会でした。あっという間の100分(✕3)でした。高妻先生、大変お世話になりました。
 (メンタルトレーニングの記事は高北Blogでダブっていますが、担当の先生方からの視点と校長の視点の両方の視点からの報告をお楽しみください。(校長)

東海大学体育学部 高妻容一教授
によるメンタルトレーニング

1年次は1・2限、2年次は
3・4限、3年次は6・7限に実施

スポーツだけではなく、受験にも
応用できるメンタルトレーニング

真面目な高北生も、「本気じゃんけん」
で大盛りあがり!

課題は継続にあり。良いことは
分かっているが、継続できるかがカギ 

研修の最後に高妻先生に質問
この行動力が人生のチャンスを拓く!

2020.11.08 女子バスケットボール部 リーグ戦第1節

西地区女子3部Bリーグが11月8日(日)に始まりました。初戦の前西戦では、前回のウィンターカップ予選に続き新チーム2回目の公式戦ということもあり、若干の固さがありました。しかし、一つ一つのプレーを丁寧に行い、自分たちのプレーを出すことがで、勝利を収めることができました。選手たちの自信につながる一戦となりましたが、相手の流れを断ち切り、自分たちのペースに持っていくことに課題も残る一戦でした。

次回12月6日(日)の県央戦に向けて、さらに練習を重ねていきます。

(ユニフォーム白)
結果 高北77-61前西

白のユニフォームが高北です

新チームになって2回目の公式戦です 自信につながる一勝でした

2020.11.09 応援メッセージ

校内のあるところに貼られたメッセージです。見た人はいますか?

メッセージについて伺ったところ、
「受験生が頑張っているので、少しでも力になれればと思い、書かせていただいています。これくらいのことしかできませんが。」とおっしゃいました。

いつもドリンクを自販機に補充してくれているヤクルトのお兄さんの手書きメッセージ・・・なんだかホッコリします。
今度探してみてくださいね。

10月中旬の写真 10月下旬の写真