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2019.5.21.あららぎ探究プラン1年次「未来の教室」

 高崎北高校総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン」の1年次の取組である「未来の教室」が、群馬ローカルウェブメディア「いま、ここ」で紹介されました。

《群馬ローカルウェブメディア「いま、ここ」の記事より》

 5月21日、高崎北高校(高崎市井出町、丸橋覚校長)で1年生約240人を対象に「未来の教室」が開かれました。DNAからは、対話研修を積んだ社会人や学生など約30人がボランティアスタッフとして参加。高校生の少し先を生きる先輩として、自らの体験談を披露したり、生徒の思いに寄り添った対話を行いました。

 今回の授業は「あなたが探究したいテーマ」について話し合いました。まずは先輩の体験談を聞き、その内容について同じ班の先輩や生徒同士で話し合うという流れです。 

 いきなり「探究したいテーマは」と聞いかれたら、大人でもすぐに答えられないかもしれません。「未来の教室」は対話によって、自分がどんな人間で、何が好きか、といった内面の探究を重視している印象を受けました。自分の本当の気持ちを知らなければ、その先にどんな未来を描くのかを決めることはできませんかから。

 例えば「好きなこと」の欄に「ゲーム」と書いた男子生徒が複数いました。
 では、なぜゲームが好きかを話し合うと、その理由は人それぞれです。

 ある生徒は「世界観にはまれるから現実逃避になる」
 ある生徒は「強い敵を攻略できた時の快感がたまらない」

「ボードゲームは意外と勉強に役立つこともある」という意見も出ました。

 一口にゲームが好きといっても、好きの根っこがどこにあるかは人によって異なります。それぞれの思いを言葉にすることで、自分が求める本当の気持ちに気付いていくのだ感じました。

群馬ローカルウエブメディア「いま、ここ」

授業内容について打ち合わせする先輩ボランティア

班ごとに先輩や生徒同士で対話し、自分の気持ちと向き合う

 「未来の教室」は。高崎北高校総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン」1年次のテーマ「自分を知る、学び(大学・学問)を知る、社会を知る」年間計画⓷に位置付けられた取組です。

 この後、1年次生は、ボランティア活動、オープンキャンパス、インターンシップ、大学訪問などの様々な取組を通して、自分を知り、学びを知り、社会を知る体験を積み重ねます。そして…、

 2年次は、「自ら学びたい『問い』を設定し、探究し、発表する」をテーマとして、自分の原点(最も興味のあること)を見つめ、将来の職業に繋がるような自分独自のテーマを設定し、1年間「テーマ研究」を行います。(現在、2年次生も頑張っています。2年次の取組も順次ご報告いたします。)

 高北生の皆さんは、あんな先輩みたいになりたい、あんな仕事をして社会で役に立ちたいという、自分なりの目標を見付けられると良いと考えています。

 頑張ってください。

あららぎ探究プラン年間計画表