2020.01.29 図書館小講演会

2020.0129 図書館小講演会
 1月29日(水)多目的室1にて図書委員会主催の図書館小講演会が行われました。本校芸術科の藤田先生を講師にお迎えして「読書と美術」についてご講演いただきました。歴代の読書感想画コンクールの入選作品の解説をはじめ、読書にまつわるお話や「本の装丁」「本のPOP」という授業での取組、そして先生の“実験的な作文”を演劇部員が臨場感たっぷりに朗読するなど盛りだくさんの内容となりました。

〈参加者の声〉
・一つの物語でも読む人やその見方が違うだけで表現の仕方も変わるのがおもしろいなと感じました。装丁やポップなど作るものの違いによっても本のイメージの表し方に変化があって興味深かったです。(1年)

・本と絵画は一見関係がないように思っていましたが、先生の講演を聴いて、本は装丁の視点から見ればもっと世界が広がっていくことがわかりました。長い物語の世界を絵に残したり、またたった一枚の絵の世界を文字で表現したり意外にも密接な関係があったことが発見できました。(2年)

・私は芸術の選択で音楽を選んだので、美術の授業についていろいろ知ることができました。気づかないだけで、本を選ぶときに装丁から影響を受けているんだと思いました。実際に美術の授業で作られた作品を見せてもらいましたが、どれも色使いがきれいで手に取ってしまうデザインに感じました。最後に先生が書かれた小説を朗読させていただきましたが、内容も面白く楽しむことができました。ありがとうございました。(1年)