1 日程 例年9日間
2 参加人数 例年40名程度
3 研修場所 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン地区
4 滞在方法 現地大学(タフツ大学)学生寮
5 旅行取扱業者 株式会社 アイエスエイ
6 本プログラムの特色
① 世界各国から集まる同世代の学生と一緒に語学学校Embassy主催の英語クラスに参加します。
他国生との交流を通して異なる価値観や考え方を理解し、自分や自国について考えるきっかけとします。
② 見聞を広め、主体性を養う様々なアクティビティーに参加します。
アメリカ建国の歴史を辿るツアー、トップ大学(ハーバード大学、MIT)の学生との懇談会、
ボストン美術館訪問、ボストン市内を自由に散策する班別自主研修 等
③ アメリカを代表する私立大学の1つ、タフツ大学の学生寮に滞在します。
長期休暇となる夏休みだからこそ学生寮の滞在が可能となります。
タフツ大学内の図書館、ジムなどの施設を使用することができ、アメリカのキャンパスライフを体験することができます。
※滞在する部屋は北高生同士となる予定
7 費用 生徒一人あたり 385,000 円
(※燃油サーチャージ、旅行保険等別途かかります。その年によって変更もあります。)
令和元年7月7日(日)~15日(月)の日程で高北の1,2年次生40名がアメリカ語学研修に渡米しました。
こちらのページでは、研修先からの報告書をUPしています。
下方に実施要項と日程を掲載しています。
高崎北高等学校 第4回アメリカ語学研修 報告書 2019.7.7~15
1日目(7/7) |
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成田空港にて 全員元気に出発しました |
入寮オリエンテーションの様子 |
タフツ大学内での集合写真 |
2日目(7/8) 研修2日目がスタートしました。昨晩は肌寒く感じるほどの涼しさでしたが、1日中太陽が照りつける大変暑い日となりました。午前中はクラス分けテストを含めた語学学校のオリエンテーション、午後はマサチューセッツ工科大学、ハーバード大学を訪問しました。現地研修1日目から1日中歩き回り、非常にタフな日となりました。夜まで他国生とのアクティビティを笑顔で行い、体調不良なく終えております。 本日は現地初日ということで、朝昼晩の食事をとるカフェテリアの位置を確認するため7:30に全員集合をしました。朝食は7:00~9:00までの間であればいつでも取ることができるため、明日以降は自分のペースに合わせて自由にとってもらう予定です。昼食や夕食は大学の関係者やオープンキャンパスに参加する現地の高校生などもいて大変賑わっていますが、朝食は私たちのような語学学校のサマースクールに参加している各国からの学生の利用がメインとなっており、比較的静かでゆっくり利用することができます。過去参加生徒の皆さんの様子からもカフェテリアにおける他国の方々との交流が研修の充実度に影響するように感じますが、早速、朝から他国生に話しかけにいく生徒の姿がありました。楽しく談笑する様子から、「ここ座っても良いですか?」と話かけたもののその後は無言でごはんを食べ続けるなど結果は様々でしたが、勇気を出して1歩踏み出したその価値は同じです。ぜひこのままチャレンジを重ねていって欲しいと願います。 午前中は私たちと同じく今週から研修をスタートする中国からのグループと一緒にオリエンテーションに参加しました。英語クラスやアクティビティの内容、生活する上でのルールなどを語学学校Embassyのスタッフから説明を受け、研修の舞台となるタフツ大学のキャンパスツアーも行っていただきました。タフツ大学は1万人以上の学生が学ぶ私立大学です。ボストン郊外の丘の上にあり、アメリカの大学の中ではコンパクトと言われてはいるものの非常に広く、街の中に大学があるといった雰囲気です。滞在期間中に使用することができる図書館やジム、日本の大学でいうところの生協などの場所を確認しました。本格的な英語クラスは明日からのスタートとなります。 午後のトップ大学2校訪問は、マサチューセッツ工科大学(MIT)からスタートです。東京の高校卒業後にMITへ入学して生物学を学ぶ大学4年生の末岡さんにキャンパスツアーと座談会を行っていただきました。生徒の皆さんとそこまで年は変わらないものの自信に満ち溢れた堂々とした様子や、MIT内で有名な建物の1つひとつの説明、エピソードトークの情報量の多さに最初は少々おされ気味だった生徒たちでしたが、徐々に質問は増え始め、「どうして日本の大学ではなくMITなのか」「高校卒業後、アメリカで生活するなかで1番大変なことは何だったか」「最初からそんなに英語が話せたのか」「将来はどんな未来を描いているのか」など、1人ひとりが疑問に思ったこと、知りたいと感じたことを駆け寄って歩きながら質問をしたり、座談会で手を挙げて聞く姿がありました。当たり前に思える姿でも事前研修から考えると生徒の皆さんにとって大きな1歩であるように感じます。続くハーバード大学では昨年もご担当いただいた東京大学卒業後に渡米され、ハーバードでは生物情報の博士課程で学ばれている王さんにお会いしました。クイズなどを入れながらキャンパスツアーを行っていただき、笑顔でゆっくり話かけてくださる王さんに質問も多くでました。暑さ、時差ボケによる眠気、疲れとの戦いだったと思いますが、そのようなことは感じさせずに今、目の前にある貴重な機会を生していきたいという姿勢を生徒の皆さんから感じました。なぜハーバードを選んだのかという質問には「理由は3つ。研究レベルの高さ(著名な教授の授業を当たり前に受けることができる環境)、治安が良いボストンという街、最後にハーバードの認知度の高さ」と話をしてくれました。特に3つ目に挙げた理由を説明する際に「わざわざ日本から40名の学生が僕の話を聞きに来てくれるのは、自分がハーバード大学の学生だからだと思う。有名なところに籍を置くことは、こうゆう貴重な機会を得られチャンスが多いということ。それも大きなメリットだと感じた」とお話をしてくれました。質疑応答終了後も王さんに駆け寄って話を聞く生徒も多く、ある生徒からは「(3つ目の理由に対して)当たり前に思うことだけど、それを本人が堂々と言えることにすごく感動した。」と伝えてくれました。 本日は夜まで他国生とゲームやスポーツでの交流がありましたので本当に長い1日となりました。たくさんの刺激があったと思いますので1つひとつの自分の心の動きを見逃すことなく、しおりに書き留めていって欲しいと思います。また、挑戦して1歩踏み出せば踏み出すほど、自分の課題が目の前に出てくる環境は貴重である反面、かなり体力を奪われます。まだ研修スタートしたばかりなので心と身体のバランスを保ちながら進めていけるようこちらも全力でサポートしていきます。以上、研修2日目の報告とさせていただきます。(株式会社アイエスエイ 青地) |
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朝の集合時、寮の前で |
オリエンテーションの様子 |
タフツ大学のキャラクター‘JUMBO’の前で集合写真 |
マサチューセッツ工科大学訪問 |
マサチューセッツ工科大学訪問 |
ハーバード大学訪問 |
ハーバード大学訪問 | ハーバード大学訪問 |
3日目(7/9) いよいよ本格的な英語クラスが始まりです。5つのクラスに分かれ、全員インターナショナルクラスにとなりました。スペイン、イタリア、ロシア、ジョージア、チュニジア、中国…とバラエティ豊かな他国生と一緒に発話中心のクラスで勉強をしていきます。9:00~12:20まで前半と後半に分けて2人の先生に担当していただきますが、間の休憩時間には「難しすぎてついていけない…」や「他国生のレベルが高すぎる」などの嘆きが多く聞こえる一方、「たくさん話すことができて楽しい!」など感想は様々でした。どのような状況でもあと3回しかありませんので、悔いなくやり遂げて欲しいと思います。 午後は他国生と一緒にフェンウェイパークの球場見学ツアーに参加しました。60人近い生徒と乗り換えを含めた地下鉄利用となりましたが、生徒の皆さんも少しずつボストンの古い地下鉄の雰囲気に慣れてきていますのでスムーズに進みました。最寄り駅のKenmoreから球場までレストランや関連グッズのお店が立ち並びます。球場に到着後、約1時間、長年のオールドファンの雰囲気を漂わせるおじいさんにツアーを担当していただきました。野球用語も含めなら英語での説明になりましたが、生徒の様子をみながらゆっくりと説明してくれましたので、球場の歴史やエピソードを少しずつですが理解できたのではないかと思います。フェンウェイパークは1912年に建設され、メジャーリーグ球場の中で最も古い歴史があります。いまもなお残る木製の座席に座ったり、グリーン・モンスター内部を見たりしながら球場全体を1周しました。球場内を風を通り抜けていましたので暑すぎない環境のなかでツアーを楽しんでいました。 寮に戻ったあとは夕食をとり、夜のアクティビィに参加しました。本日はサッカーとゲームに分かれての実施となりました。サッカーは声を掛け合いながら汗を流し、ゲームは仲間と4、5人1チーム協力して問題を解き、疲れはあると思いますが最後まで楽しそうに活動をしていました。 |
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フェンウェイパーク球場見学ツアーのスタート場所 | 球場の座席に座って説明を受けました | 球場の座席に座って説明を受けました |
グリーン・モンスター内部 | 有名選手の手形と大きさを比較 | 最後はお土産ショップでツアー終了 |
夜のアクティビティ/サッカーチーム | 夜のアクティビティ/ゲームチーム | 夜のアクティビティ/ゲームチーム |
4日目(7/10) 研修4日目、折り返し地点となりました。午前中は英語クラス、午後は現地で活躍されている日本人の方からのお話を伺いました。夜は高北生でケンブリッジサイドギャラリアというショッピングモールへ行き、ハードな研修の束の間の息抜きをしてきました。体調不良もなく1日の行程を終えております。 昨日、初日の英語クラスを終えて、他国生の英語レベルの高さにただ圧倒され、クラスでは何も発言できず、聞くこともままならず半泣き状態(実際に泣いている生徒もいましたが…)で帰ってきました。語学学校は英語を学ぶ場所なのに彼らはもう学ぶ必要はないのではないか、とこぼす生徒がいた程なのでその衝撃は相当だったと思います。2日目の英語クラスはそれぞれが様々な悩み、葛藤を抱えての参加となりましたが、朝に提出してくれたしおりを読むと、一晩でしっかり頭と心を整理してきている生徒が多かったようです。教室の外に出てインタビューを行っているグループに会ったときは一生懸命他国生に話しかける高北生の姿がありました。授業終えた感想は「なんとか生きて帰ってきました…」「自分が話した後に他国生とハイタッチができて、それだけでかなりの達成感!!」と様々でしたが、‘空気’にはならないと頑張ってきたようでした。その姿勢はカフェテリアでも継続され、朝よりも格段に増えるカフェテリアを利用する方と積極的に交流する姿をあちこちでみることができました。 午後は現地ボストンで活躍されている松川原康市氏にお越しいただきお話をしていただきました。新潟県出身、高校ご卒業後は慶応大学へ進み、日本、アメリカの一般企業で働かれたあとに現在、ボストンでご自身の会社を経営されています。冒頭に「高校生のみんなに伝えたいことを色々と話すけど、結果的に言いたいことは‘楽しい人生を送ってほしい’ってことだから」という言葉にグッと惹きつけられる生徒たちです。やりたいことを追い求めた結果、失敗をした経験やその失敗をしたからこそ学べた事、それらを経て今現在充実した生活を送っているという松川原氏ご自身のお話を交えながら、インターネットや人工知能が普及した、変化のスピードが速い現代社会においてこれから求められるのは、決められた答えではなく、個々の考えであるということをお話ししてくださいました。普段から考える癖をつけていくこと、自分という唯一無二の素晴らしい存在を絶対に自分で否定しないこと、他人軸ではなく自分軸で生きていくこと、たくさんの言葉が生徒の皆さんに投げかけられていました。この数日間、同じ日本人の、また世界中から集まった他国生の様々な価値観に触れてきたと思いますが、また新しい生き方、考え方に出会い、どのように生徒の皆さんが感じたのか明日のしおりを楽しみにしたいと思います。 いよいよ研修も後半戦に突入です。夕食前に少し時間がありましたので全員でいま自分ができていること、できていないことを振り返る時間を持ちました。第4回高北チームで参加している強みを生かし、できていないことをどうすればできるようになるのか仲間からそのヒントをもらう時間にもできたように思います。目の色が変わってきたように感じますので明日の様子が今まで以上にとても楽しみです。以上、研修4日目の報告とさせていただきます。(株式会社アイエスエイ 青地) |
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松川原さんの講演の様子① | 松川原さんの講演の様子② | 振り返りグループワークの様子 |
振り返りの最後に 高木先生からエールをもらいました |
夜のアクティビティ出発前の集合写真 | カフェテリアでの交流 |
5日目(7/11) 研修5日目となりました。折り返しとなり1日の流れや寮生活へもだいぶ慣れてきました。暑い日が連日続き、睡眠不足や疲れからか注意力散漫と見受けられる行動が多々目立ってきていますので士気を上げていけるようにこちらも雰囲気作りに力を注ぎたいと思います。本日の午前は、アメリカの建国の歴史を辿るフリーダムトレイル、午後は英語クラスを行いました。夜のアクティビティでは2つに分かれ、ジムで身体を動かしたり、ビーコンヒルという少し高台にある美しい景観で有名なエリアを散策しました。 今日から午前と午後が入れ替えとなり、午前中にアクティビティ、午後に英語クラスを行いました。午前中はアメリカ建国の歴史に関わる建物をめぐるフリーダムトレイルを2つのグループに分かれて行いました。案内をしれくれたのは語学学校のスタッフ2名なので、生徒の皆さんが分かりやすいように1つひとつの言葉を丁寧にはっきりと話してくれましたので、全てではなくとも理解しながら聞けていたように思います。ボストンの中心駅Park Stからスタートし、アメリカで最も古い公園とされるボストンコモンからはじまり、州議事堂、旧市庁舎、ボストン茶会事件の舞台となったオールド・サウス集会所、オールド・サウス書店、ボストン虐殺地跡、ファニュエルフォール(残念ながら工事中)、最後はボストンならではの食べ物や買い物が楽しめるクインシーマーケットまで約1時間かけて散策しました。ガイドの2人からの説明にしっかり反応をして、積極的に質問をするなど自分の力で充実した時間にする姿勢は、この研修で得たことをしっかりアウトプットできていると感じます。 午後の英語クラスは二極化してきているようで、昨日の松川原さん、振り返りでの仲間からの話から全力で走り出した生徒がいる一方、挑戦してもなかなかうまくいかない環境に『ここまでできたからこれでいいのだ、満足だ』と自分を納得させるような、こちらから見ると諦めモードの雰囲気が出ている生徒がいるように感じます。泣いても笑っても英語クラスはあと1回です。ここが踏ん張り時だと思いますので、なんとか自分の力で状況を打開して欲しいと願います。 本日提出してくれたしおりを読むと、これまで考えもしなかったアイディア、生き方に触れ、世界の状況、そのなかの日本人という存在を初めて考え、たくさんの感情が一気に押し寄せて処理しきれていないのかなと感じる生徒がほとんどです。本日は全体が少し立ち止まって考える日だったように思いますので、これを助走として、明日の最終日に全員が笑って終えられるようにこちらも全力サポートをしつつ見守っていきたいと思います。以上、研修5日目の報告とさせていただきます。(株式会社アイエスエイ 青地) |
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フリーダムトレイル① 州議事堂の前で集合写真 |
フリーダムトレイル② Park St.駅について説明 |
フリーダムトレイル③ |
フリーダムトレイル④ | 夜のアクティビティ ジムでバスケ |
夜のアクティビティ ジムでバスケ |
6日目(7/12) あっという間に研修6日目となりました。語学学校のプログラムも本日が最終日となります。午前中はボストン美術館、午後は最後の英語クラスとなりました。夜のアクティビティはレッドソックスの試合観戦と卒業パーティーに分かれ、アメリカらしい‘卒業式’に参加し、他国生との交流を最後の瞬間まで楽しんでいました。 午前中に訪問したボストン美術館は所蔵品50万点を誇るアメリカ三大美術館の1つです。生徒の皆さんが教科書で見たことがある作品が手の届く場所にあり、自由に写真も撮ることができます。1日あっても周りきれない程の展示物ですが、自由時間は1時間半弱となりましたので見たい作品をある程度絞って見学をしてもらいました。クロード・モネのラ・ジャポネーゼ、ルノワールやゴッホの作品などは外さず見た生徒が多くいたようです。短い中でもお土産を買う時間もしっかり取れていました。また、本日は’Fun Free Friday’ということで入場無料となっていましたので、通常よりだいぶ混雑していました。ワークショップも複数開催されており、「アメリカは日常的に芸術に触れる機会が多く、感性を磨くということを大切にしている」と感想を話してくれる生徒もいました。 午後は最後の英語クラスとなりました。語学学校が1週間単位で進みますので、授業の終わりには修了証授与式がありました。担当の先生から1人ひとり修了証を受け取り、クラスメイトと写真を撮ったり談笑を楽しんでいました。自ら積極的にクラスメイトと交流する姿は初日には見られなかったものので、1人ひとりが目の前にある課題と向き合い、考えながら行動に移してきた結果の姿なので、自信にして欲しいと思います。 夜のアクティビティは2つに分かれての実施となりました。卒業パーティーはカラオケ・ナイトということで、今週、語学学校Embassyに在籍した学生が一同に会しパーティーが行われました。Embassyのスタッフの盛り上げの甲斐あり、楽しい時間となったように思います。カラオケを1番最初に行ったのは高北の2年生男子です。研修当初から自分の意思をしっかり持ちながら全力で毎日を走り抜けてきた生徒さんでしたが、他国生よりも先陣をきるとは思わなかったのでこちらとしても大変嬉しい瞬間でした。その後もダンスや他国生との交流を図っており、‘最後まで頑張りきる’、という感覚も持てた生徒さんが多かったのではないかと思います。野球観戦チームも途中雨に降られてしまったようですが、勝ち試合だったということで盛り上がったようです。 本当にあっという間に語学学校の行程が終了しました。大変なことばかりだったと思いますが、現状を自分でしっかりと認識し、対策を考えて行動に移す日々だったと思います。それを終えられたという価値を1人ひとりがしっかり感じてこれからの自信にして欲しいと思います。毎日提出してもらっているしおりには「自分の頭で考えなければ問題は解決しない毎日で、大変で苦しいと思うこともあったが、それ以上に楽しいと思う自分がいる。」と綴る生徒さんも出てきています。明日は班別自主研修となります。電車での過ごし方については高木先生から指導が入っていますので、全員がその内容を理解し、安全に全員が協力しながら進められるようフォローしていきます。以上、研修6日目の報告とさせていただきます。(株式会社アイエスエイ 青地) |
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ボストン美術館 | ボストン美術館 | ボストン美術館 |
ボストン美術館 | 修了証授与式終了後、集合写真 | カラオケ・ナイト トップバッターをきりました |
カラオケ・ナイト | 1年生女子チームの歌も盛り上がりました |
7日目(7/13) 研修7日目、班別自主研修の日です。昨日は晴れたり雨が降ったりと安定しない天気でしたが本日は快晴です。事前に日本で計画した案に加え、現地ボストンで聞いたおすすめの場所も追加しながら行動計画表を練り直して準備を進めてきました。8:30から順次スタートをして、9時半頃には全員出発しました。美術館や博物館をメインとする班、ボストンらしい街並みを味わえるように散策をメインとする班など個性豊かなプランが並びました。お昼はクインシーマーケットでとる班が多く、夏休み中の土曜日ということで、様々なフェスティバルをあちこちで行っていましたので、プランを少し変更して楽しんだ班もいたようです。再集合時間は17:30でしたが、ある班は30分前には大学に到着し、タフツ大学内の図書館や大学周辺のお店を回るなど、時間に余裕を持って最後まで楽しめるプランを立てるところはさすがだなと感じます。17:25、5分前になっても3班が到着せず内心ハラハラしながら待ちましたが、全員が息をきらしながら待ち合わせ場所にかけこんできました。「電車が遅れてしまって…」とのことでしたが、しっかり時間内に帰ってきてくれましたので安心しました。また次の行程を考えながらやむを得ない事情だとしても時間は守るべきという意識で行動してくれたことも大変嬉しく感じました。 夜は本当に最後のアクティビティということで、最寄り駅Davis駅で行っていたArt Festivalに参加しました。昼間は屋台が多く出ており夕方にはまばらになったものの、公園でバンドが演奏するなか夕暮れを楽しみに集まる人が多くいました。生徒の皆さんも1週間過ごしたDavis駅周辺のお店をゆっくり散策することができ、お土産を買い足したり、カフェで地元の人と交流したり、それぞれが楽しんでいたように思います。 本日をもってすべての行程が終了しました。毎日伝えたいことを多くありましたので、伝えきれなかったカフェテリアでの交流ですが、少しずつ自分に負荷をかけながら交流を継続する生徒が多くいました。早々に1人でチャレンジし、話の中身を濃くするべく奮闘する生徒もいれば、行きたい気持ちはあるもののなかなか日本人の輪から離れられない生徒もいました。しかしどの生徒も「いま自分ができることは何か、やらなければいけないことは何か」と自問自答しながら研修を進めていましたので、自分の心に誠実になる難しさ、楽しさを忘れないで欲しいと思います。また、帰国後こそが勝負であることを感じている生徒もおりますので、こちらも最後まで気を引き締めてフォローしていきます。15日(月)に元気な姿で高北に戻れるよう、安全第一のもと残りも進めて参ります。以上、研修7日目の報告とさせていただきます。(株式会社アイエスエイ 青地) |
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班別研修の様子 1班~8班それぞれのベストショットです |
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高崎北高等学校 第4回アメリカ語学研修 2019年度実施要項と日程
1 日程 2019年7月7日(日)~ 7月15日(月) 9日間
2 参加人数 40名(2年13名、1年27名)
3 研修場所 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン地区
4 滞在方法 現地大学(タフツ大学)学生寮
5 旅行取扱業者 株式会社 アイエスエイ
6 本プログラムの特色
① 世界各国から集まる同世代の学生と一緒に語学学校Embassy主催の英語クラスに参加します。
他国生との交流を通して異なる価値観や考え方を理解し、自分や自国について考えるきっかけとします。
② 見聞を広め、主体性を養う様々なアクティビティーに参加します。
アメリカ建国の歴史を辿るツアー、トップ大学(ハーバード大学、MIT)の学生との懇談会、ボストン美術館訪問、ボストン市内を自由に散策する班別自主研修 等
③ アメリカを代表する私立大学の1つ、タフツ大学の学生寮に滞在します。
長期休暇となる夏休みだからこそ学生寮の滞在が可能となります。
タフツ大学内の図書館、ジムなどの施設を使用することができ、アメリカのキャンパスライフを体験することができます。
※滞在する部屋は北高生同士となる予定
7 費用 385,000 円 (※燃油サーチャージ、旅行保険等別途かかります。生徒一人あたり料金)
8 日程表
1 |
7/7 |
午前 |
学校集合 専用バスにて空港へ |
2 |
午後 |
ボストン着 入国手続き後、専用バスにてタフツ大学寮へ |
|
3 |
7/8 |
午前 |
英語クラス(プレースメントテスト)とオリエンテーション |
4 |
7/9 |
午前 |
英語クラス |
5 |
7/10 |
午前 |
英語クラス |
6 |
7/11 |
午前 |
英語クラス |
7 |
7/12 |
午前 |
英語クラス |
8 |
7/13 |
終日 |
ボストン終日班別研修 |
9 |
7/14 |
午前 |
専用バスにて空港へ |
10 |
7/15 |
午後 |
成田空港着 入国手続き後、専用バスにて学校へ |
9 事前・事後指導計画
№ | 日 時 | 名 称 | 対象 | 内 容 |
1 |
5月15日(水) |
渡航説明会 |
保護者 参加生徒 |
ISA申込書、現地提出書類、パスポート、旅行保険等の手続きの説明 (申込手続き・渡航手続きに関する全ての書類をお渡しし、ISAから説明致します) |
2 | 5月22日(水) | ☆渡航書類提出 | 参加生徒 | ※オリエンテーションの際に直接ISAスタッフにお渡しください。 |
3 |
5月28日(火) |
多目的室① オリエンテーション① (第1回考査最終日) |
参加生徒 | 語学研修準備(研修の趣旨・目的確認)
自己紹介 |
4 | 5月28日(火) |
☆パスポート |
参加生徒 | パスポート顔写真のページについて、コピーを担当の先生にご提出ください。 (5/22に未提出の方のみ) |
5 |
6月初旬 | ☆研修費用支払い (一括請求) |
保護者
|
研修費用のお支払い
※詳細は渡航説明会(5/15)にて |
6 |
6月7日(金) |
多目的室① |
参加生徒 | 自己アピールオリエンテーション ケーススタディ |
7 | 6月19日(水) 16:00~17:00 |
専任講師による コミュニケーション研修 |
参加生徒 | 寮滞在型のコミュニケーショントレーニングに特化して、1時間半のワークショップを実施いたします。 |
8 |
6月22日(土)13:30~15:00 | 渡航直前説明会 | 参加生徒
保護者 |
緊急時連絡体制や研修行程など最終連絡 |
9 | 6月24日(月)16:00~17:00 | 多目的室① オリエンテーション③ |
参加生徒 | ボストン地下鉄の乗り方について 海外研修全体のQ and A |
10 | 7月7日(日) | 出発 | 参加生徒 | 学校発 |
11 |
7月15日(月) | 帰国 | 参加生徒 | 学校着 |
12 |
9月25日(水)16:00~17:30 | 帰国後オリエンテーション | 参加生徒 | 今回の研修を振り返り、今後どう生かしていくか等の自己変革について |