高北blog

2023.08.05 全国高等学校歴史学フォーラム2023

8月5日(土)に、九州国立博物館(福岡県太宰府市)を会場として「全国高等学校歴史学フォーラム2023」が開催されました。
全国から応募のあった研究成果の審査を通過した10校によって、白熱した発表がおこなわれました。 

発 表 者:沼尻晴香 2年生
研究テーマ:養蚕信仰が現在の地域社会に与えている影響について
群馬県が産業として養蚕が盛んだったことは知られており、社会史・経済史としての研究は進展しています。しかし、沼尻さんは養蚕を信仰面からアプローチし、「産業としての養蚕は衰退してもなお、信仰は別の形で現在にまで残存している」、という仮説のもと研究をすすめた点が大変高い評価を得ました。

当日は全国から参集した歴史研究に勤しむ生徒たちと情報交換もでき、大変貴重な経験をすることができました。