高北blog

2020.10.12 「第2回カリキュラム・マネジメント研修(教員研修)」を開催。生徒会本部役員8名も参加しました!

 本校の重点目標の1つ、「カリキュラム・マネジメントの充実」の一環として、全教員による「カリキュラム・マネジメント研修」を開催しました。
 今回のテーマは、

① 「高北生に身に付けて欲しい資質・能力2021」を考える。
② 「2021年の高北の未来」を考える。
   ・2021年高北はどうなってほしいか
   ・その具体的方法を考える

です。
 今回は、教員研修ですが、生徒会本部役員の8名も参加しました。

 これは、文部科学省 教育課程企画特別部会(平成27年8月26日)の論点整理(文部科学省Webページへリンク)(論点整理PDFのp.23)に、「『カリキュラム・マネジメント』については、管理職のみならず、全ての教職員が責任を持ち、・・・教員一人一人が身に付けられるようにしていくことが必要である。また、「社会に開かれた教育課程」の観点からは、学校内だけではなく、保護者や地域の人々等を巻き込んだ『カリキュラム・マネジメント』を確立していくことも重要である。」と示されていることもあり、今回は、教員だけでなく、生徒代表として生徒会本部役員の8名に参加してもらいました。
 今後は、保護者の方や地域の方も巻き込んで実施したいと考えています。

 カリキュラム・マネジメント研修会の様子

第2回カリキュラム・マネジメント研修
総合教育センター指導主事の新井先生、
長期研修員の中島先生、石井先生も来校

本校会議室で実施
進行は、カリキュラム・マネジメント係
大渕先生と山田先生

教員研修ですが、今回
生徒会本部役員の8名も参加
熱心に取り組んでくれました。

↑4人1組になり、付箋を使って
3分考えて2分ずつ模造紙に
貼りながら説明
←最初は、「高北生に身に付けて欲しい
資質・能力」について
生徒からは、主体性、プレゼンテーション能力→
は外せない!発信力、傾聴力なども…

 研修の最後に、2人の生徒から感想を発表してもらいました。

生徒の感想1

 今回の会議に参加できて、自分たち生徒が先生に何か意見を申したり、学校のことについて意見を申したりすることは珍しいことだったので、この機会に自分がこうしたいなと思った意見を言えたので良かったです。
 今までも「あららぎ探究」とかで、主体性が自分の中で身に付いてきたなと思っていたのですけど、こうして話してみると、まだまだ自分はもっと深められると分かって、改めてこの会があって良かったと思っています。

生徒の感想2

 今回のこの研修を通して、今まで私はコミュニケーション能力などを、数学や化学の班活動などでたくさん身に付けることができたし、探究心なども1年のときは全くわからなかったけど、2年になってみて探究ってこういうものだと知れたり、今まで身に付けられたものがたくさんあるなってことにも気付きました。
 この会に参加して、直接先生に意見を伝えることができたり、また、他の先生の班の意見を見てみたいなと思いました。今日はありがとうございました。

 生徒会本部役員の皆さん、積極的に参加していただきありがとうございました。(校長)

 今後、「高北生に身に付けて欲しい資質・能力2021」を決定し、その後、各分掌・年次・教科会議等で具体的な取組を検討し、「高崎北高校グランドデザイン2021」を、2021年2月末までにまとめる予定です。

2020.10.9 「多読チャレンジ!【English Reading Star Chart!】」が始まります。(英語プレゼン・即興力トレーニング)

 今年度から始まった「あららぎプロジェクト2020」の2つのプランと4つのトレーニングの中の1つ、「英語プレゼン・即興力トレーニング」の取組の1つを紹介します。あららぎプロジェクト2020【完成版】.jpg
 「英語プレゼン・即興力トレーニング」は、「英語を話せる高北生をつくる」ことを目指し、現在3つの取組みを計画中です。

 1.ALTブリアナさんと共に行うお昼の「英語放送」

 2.多読チャレンジ【English Reading Star Chart!】

 3.留学生との交流

 今回は、2.多読チャレンジ を中心に、「英語プレゼン・即興力トレーニング委員会」の取組について紹介します。

多読用図書を購入。各クラスに
ローテーションで配備予定

English Reading Star Chart!.png
1冊読んだら★印を付ける。

語学留学、交換留学、英語研修等
コモンホールに掲示中!

TOEIC公開テストスケジュール等
TOEICスコアは入試に使える!

英検、AKASHI CUP2020、
英語ディベート大会コーナー

H17~H19 文科省「SELHi」指定校
で利用していた多読用図書!

 この他、現在、新型コロナウイルス感染症の影響で実施できていない海外研修に代わる取組として、外国人教師による年間を通したグローバル教育プログラムである「GCP(グローバル・コンピテンス・プログラム)」の新規導入も検討しています。(校長)

2020.10.9 「コンクール・コンテスト、ボランティア活動」参加へのすすめ

 高崎北高校では、3年間を見通した総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン」を実施し、自分の原点を見つめ、将来の職業につながるような探究活動を推進し、「生徒の心に火をつける」取組を推進しています。

 高崎北高校の「あららぎ探究プラン」では、「探究活動を自分ごとにすること」を重視しています。

 探究活動を自分ごとにするためには、可能な限り「社会との接点」を持つことが重要です。
 社会人や地域の課題等「社会との接点」に触れることにより、自ら「問い」を立て、それらを解決する探究のプロセスを学ぶ活動を通して、深い学びを体験することができると考えます。最近は、大学のAO入試や総合型選抜では、こうした社会課題に向き合い、解決するプロセスを体験した高校生を高く評価する傾向にあります。大学も、そしてその先の社会も、答えのない課題を解決することができる「課題解決力」を持った人材で、コミュニケーション能力も持った人材を求めているように感じます。

 そこで、高崎北高校では、「社会との接点」を重視した取組を積極的に設定しています。

 具体的には、1年次では「探究型インターンシップ」、2年次では「テーマ探究」における「フィールドワーク」、そして、全年次共通の「コンクール・コンテスト、ボランティア活動」への積極的な参加などです。

 前置きが長くなりましたが、高崎北高校では、今年度、「あららぎ探究プラン」の一環として、生徒玄関や棟間通路に「コンクール・コンテスト、ボランティア活動」コーナーを設置し、高北生に広くコンクール・コンテスト、ボランティア活動を推進するキャンペーンを実施しています。ここで紹介します。 

コンテスト・ボランティア 一覧(2020.10.1更新).pdf生徒の皆さんには、Google classroom に配信してあります。)

学校には多くのコンテスト・コンクール・ボランティアの募集が来ています。

要項等は担当(山田:1年次)が保管しています。相談・問い合わせはお気軽に!  

随時、紹介していくので、積極的に応募しよう!!

 

コモンスペースの前:君の活動を外部へ発信!!

 

君の「探究」の成果を発表するチャンス!

 

「探究」が進んだら、アクションを起こそう! 

 

相談・問い合わせはお気軽に!(担当・1年次 山田先生)

 コンクール・コンテスト、ボランティア活動などは、1、2年生のうちから積極的にチャレンジしてみよう!
 チャレンジすることにより、きっと新たな気付きや新しい展開があるはずです。(校長)

2020.10.8 1年次「探究型インターンシップ」アポ取りが始まりました。

 高崎北高校では、総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン」事業の一環として、昨年度より、1年次における「探究型インターンシップ」を実施しています。
 昨年度は、8月末の3日間を中心に実施し、1年次生240名全員が、生徒一人ひとりの職業に関連の深い事業所(企業、市役所、病院、個人事業所等)を訪問し、就業体験を行うとともに、社長インタビューや社員・職員インタビューを行い、生徒には、各事業所ごとの「2030年の仕事の未来」についてまとめて報告するというミッションが課せられました。9月26日には「高崎北高校探究型インターンシップ報告会」を開催し、お世話になった事業所の皆様にも参加していただき、生徒からは、高校生視点の創意工夫された報告が行われました。

 「探究型インターンシップ報告会2019」の様子

 高崎北高校「仕事図鑑2019」
 (一部:全部をご覧いただきたい方は、「報告会2019の様子」のページにてご確認ください。ページの下の方にあります。)

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、昨年度のように完全実施をすることが難しいことも想定されますが、オンラインインタビューを含め、事業所の皆様のご協力をいただき、可能な範囲で実施させていただきたいと考えています。

 今年度の「高崎北高校探究型インターンシップ」は、11月25日(水)~28日(金)の3日間を中心開催日として実施する予定です。

 10月8日(木)の総合的な探究の時間では、「探究型インターンシップ」の受入事業所の担当者の方に対し、生徒一人ひとりがスマホを使って電話で依頼を開始しました。緊張した面持ちで、普段使い慣れていない言葉を使いながら、丁寧な対応を心がけていたようです。
 (慣れないこともあり、各事業所の皆様にはご迷惑をおかけしていることもあるかと思いますが、生徒自身による電話依頼も教育の一環として考えていますので、ご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。)

 本校の「探究型インターンシップ」を快くお引き受けいただきました事業所の皆様に対しては、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。(校長)

10月8日(木)総合的な探究の時間
探究型インターンシップのアポ取りが開始された。

スマホを使って、自分の選んだ事業所の
担当者に依頼。

教師もサポートに入っているが、
基本は自分でチャレンジ!


群馬経済同友会、中小企業家同友会、
高崎市役所、県内病院等、多くの事業所の皆様に
ご協力をいただいている。


40名ほどは、自分の原点や将来の希望に密接に
関連した事業所等を独自で見付け、
自らアポ取りを行っている。 

不安と期待が入り混じった時間。
この1時間でも、生徒は一人ひとり
成長している…。 

 なお、今年度も「探究型インターンシップ報告会2020」を、12月17日(木)午後に開催する方向で準備を進めています。

 詳細が決まり次第、ご報告させていただきます。

2020.10.8 第1回 「校長と生徒会本部役員 対話の会」キックオフミーティング開催!

 10月8日の昼休みに、生徒会本部役員の皆さん8名と校長との「対話の会」をはじめました。
 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの学校行事等が中止となり、新生生徒会本部役員の皆さんも手探りの状況が続いていることと思います。
 そこで、生徒会本部役員の皆さんの考えを聞き、校長としてサポートできることがあればサポートしたいと考え、対話の場を設定することとしました。

 

10月8日、校長室にて、生徒会本部役員と校長との
「第1回対話の会」を開催しました。

 

コロナ禍の中でも、どんな「生徒会活動」ができるのか
生徒会本部役員の皆さんの活躍を期待します。

 校長からは、次の4つのことを話しました。

1.生徒会活動について、前例にとらわれることなく、主体的に行動して欲しい。
  昨年度の行事をもとに今年度(あるいは来年度)はどうするかと考えるのではなく、他校や他都道府県の情報などを集めるなどして、「そもそもなぜその行事をやるのか?」から検討して欲しい。「金魚鉢の中で発想するのではなく、ゼロから考えて欲しい。」ということです。(少しハードルが高すぎるでしょうか?)

2.来年度学校行事(文化祭等)、新型コロナウイルス感染症の影響無く実施できるものとして検討を開始して欲しい。
  実際に感染症の影響が残るのか分からないですが、新型コロナウイルス感染症の影響が残るようであれば、準備の途中で修正することとし、計画のスタートは、すべての行事が完全実施できることを基本として計画を進めて欲しいということです。

3.校長と生徒会本部役員の「対話の会」は、定期的に実施したい。
  できるだけ小さな集団で(可能であれば1対1が望ましい。)継続的に対話をすることは、とても重要なことであると考えています。
  生徒会本部役員の皆さんも、それぞれ「こんなことをやってみたい!」とか、「ここが課題だと思う!」など、様々なアイデアを持っていることと思います。それらを対話を通して「見える化」することにより、アイデアを実現して欲しいと考えています。生徒会本部役員の皆さん、高北生のために頑張ってください。

4.10月12日(月)に開催する「第2回カリキュラム・マネジメント研修(教員研修)」に参加してもらえないか。

  本来、教員研修に生徒は参加しません。
  現在、本校で進めている「カリキュラム・マネジメントの充実」については、学校のすべての教育活動を、校長や教頭などの管理職だけで考えるだけでなく、すべての教職員で考えるという方針が、2030年を見据えた新しい教育を推進している文部科学省の新高等学校学習指導要領に明記されています。
  また、「『社会に開かれた教育課程』の観点からは、学校内だけでなく、保護者や地域の人々等を巻き込んだ「カリキュラム・マネジメント」を確立して行くことも重要である(文部科学省 教育課程企画特別部会における論点整理について(平成27年8月26日)」とも述べられていることもあり、今回は、生徒を代表して生徒会本部役員の皆さんに教員研修に参加してもらうことにしました。
  生徒会本部役員の皆さんには、「高北生に身に付けて欲しい資質・能力2020」や「高崎北高校グランドデザイン2020」、「あららぎプロジェクト2020」がどのようにできているのか、その一部を体験して欲しいと話してあります。
  生徒会本部役員の皆さんは、高北生代表として教員研修会に潜入し、生徒に視点からの意見を先生方に伝えるとともに、研修会の様子を高北生に伝えて欲しいと思います。よろしくお願いします。

 「対話の会」は定期的に実施します。また実施でき次第、報告致します。(校長)