高北blog

2020.6.1 分散登校が始まりました。

 長い臨時休業が終了し、本日6月1日、ようやく分散登校が始まりました。

 3年生文系(1,2,3組)は、8時20分から50分の間に生徒昇降口で検温を行い、手洗いを済ませて9時からのSHRを行い、その後、課題テストを実施しました。

 3年生理系(4,5,6組)は、午後に登校し、課題テストを行いました。

 1,2年生は、本日6月1日は、1,3,5組が登校し、2,4,6組は自宅学習でした。
 明日は、2,4,6組の生徒が登校します。皆さんに会えることを楽しみにしていてください。

 教室は、1組の生徒が1組、2組のクラスを使うなどして、通常の半分の人数で授業やテストを行いました。

 先生方もこの日のために準備を重ね、少しでも通常の授業に近付けるよう工夫してもらっています。分散登校を開始するに当たり、ご心配な点がございましたら学校へお問い合わせください。学校としても今後のさらなる影響の拡大に対しても準備を進め、可能な限りの対応を進めて参ります。

 教室では、大きな声を出すことはできませんが、2、3年生は久しぶりの再会に心躍らせている様子でした。
 1年生は、入学式で顔を合わせた程度でつながりを持つことができませんでしたが、本日、緊張した面持ちでしたがようやくクラスの仲間とふれあう機会(互いに1メートル以上の距離を保ちながら)を持つことができました。

 通常授業に戻るには、まだ時間がかかりますが、授業再開の喜びで、学校に活気が戻ってきたように感じます。
 分散登校は今しばらく続きます。家庭での学習も隔日で続きます。クラス担任、教科担任としっかりとつながりながら、家庭での時間を有効に使うことを心がけてください。

 このコロナ禍の中で、学校の役割は、学習指導を行う役割だけでなく、生徒同士のつながりをつくる役割であったり、教師が生徒とのつながりをつくることで、生徒の学習や生活を見守り、支援したリ、ときには導いたりする重要な役割があることを再認識することができました。

 コロナ禍の中では「制限されること」が多いですが、「コロナ禍だからできること」や「コロナ禍だから発見できること」もあると思います。まだまだ不便で心配な状況は続きますが、皆さんで協力して、明るく前向きに過ごしましょう。心配な点や相談したいこと等があれば、是非、学校にお問い合わせください。(校長)

生徒玄関での検温1

生徒玄関での検温2


生徒玄関での検温3

SHR前のクラスでの様子
(1人置きに座り、互いの距離を保つ)

←校舎に入ったらすぐに手洗い

体育館でのHRの様子
(互いの距離を十分保つ)

2020.05.29 本年度の吹奏楽部定期演奏会について

本年度の吹奏楽部定期演奏会について 

日頃より、高崎北高校吹奏楽部を応援してくださり誠にありがとうございます。

今年度、7月19日(日)に予定されていました高崎北高校吹奏楽部定期演奏会は、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、中止とすることとなりました。毎年、演奏会を楽しみにしてくださっていた方々には、非常に残念なお知らせになってしましました。部活動が一日も早く通常通りの活動ができるように願うばかりです。

今後練習が再開できましたら、心に響く演奏をお届けできるように、部員一同、より一層の努力をしていきたいと思いますので、変わらぬ応援をよろしくお願い致します。

2020.5.28 群馬県総合教育センター「オンライン学習支援教材」が掲載されています。

 群馬県総合教育センターWebページに、「オンライン学習支援教材」が掲載されています。
 高北の3名の先生が、県のステップアップ研究員として動画作成に協力しています。

公民(青木達也先生) 「主権者教育」「租税のはたらきについて」
化学(中村嘉宏先生) 「ハテナ?を探る第一歩~物質の構成~」

保健体育(髙林修平先生+高北体育科の先生方)

「体つくり運動(体力を高める運動の紹介)」

 この他、他の授業動画も参考にしてください。(校長)

 高等学校の授業動画【リンク】

2020.5.8 高北Webページ1周年!

 生徒が社会的課題を乗り越え、未来を切り拓いていくためには、学校が社会や世界と接点を持ちつつ、多様な人々とつながりを保ちながら学ぶことのできる、開かれた環境となることが不可欠です。

 高崎北高校では、学校重点目標の3つ目に「社会に開かれた教育課程」を掲げ、地域の教育力を活用するとともに、学校教育を学校内に閉じず、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させることを目指しています。(このことは、国においても、2022年度から始まる「新高等学校学習指導要領」の三本柱の一つとして推奨しています。)R2 学校経営方針【Web版】.pdf

 具体的には、

・地域の社会人や保護者、大学教授等、地域の教育力を積極的に活用します。

 (インターンシップ、フィールドワーク、コンクール・コンテスト・ボランティアへの参加等)

・高北Webページなどにより、学校の取組や生徒の活躍の様子などを保護者や地域の方々に積極的に情報発信します。(以降、略)

 こうした中、

 2019年5月8日にリニューアルした「高北Webページ」は、本日で1周年を迎えました。

 【564,660アクセス】2020.5.8 16時30分現在(4月以降、1日3000アクセスUP)

 今後も引き続き、学校と地域との接点を重視しながら、学校の教育活動を広く保護者の皆様や地域の皆様にお伝えして参ります。
 今後は、生徒の皆さんからの情報発信もお願いしたいと考えています。
 保護者の皆様におかれましては、保護者の皆様宛ての一斉メールとともに、高北Webページの話題を取り上げていただき、新型コロナウイルス感染症の影響で、ご家庭で過ごす時間が長くなっているお子様との会話の中でご活用いただけると幸いです。
 また、地域の皆様におかれましては、昨年度から始まりました「総合的な探究の時間(あららぎ探究プラン)」における「探究型インターンシップ(1年次)」や、「テーマ探究」において地域に出て社会課題と向き合う「探究型フィールドワーク(2年次)」等で、生徒の探究活動にご協力いただけると幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。(校長)

リニューアルされた「高崎北高校Webページ」が1周年を迎えました!

2020.5.8 生徒の学習・生活支援について(校長より)

 5月1日(金)に、GW以降の学習支援計画等についての情報共有を行いました。
 5月8日(金)現在の、各年次の状況をまとめましたので報告します。
 生徒・保護者の皆様は、右上の”ログイン”からログインして、それぞれの年次の情報を確認してください。

 新型コロナウイルス感染症の影響は、しばらく続くことも予想されます。
 現在、生徒の皆さんの家庭における学習支援・生活支援を行うとともに、6月以降の授業についてや、学校行事、夏休みの短縮等についての検討を行っています。
 生徒の皆さんは、想像力を働かせて、自分の今できることを精一杯頑張ってください。
 質問や相談等があれば、一人で悩まず、積極的に教科担任、クラス担任の先生等にメールあるいは電話等で相談してください。
 先生方も、各年次とも生徒の皆さんの家庭での学習・生活が充実したものになるよう、できるだけの支援を計画・実行中です。共に頑張りましょう!(校長)

   1年次   2年次  3年次
1.学習支援計画 臨時休業中の学習計画1年5月 5月7日~5月31日
臨時休業中の学習計画
3年次の生徒のみなさんへ 
2.課題 学習支援計画に記載
科目により詳細な指示をアップしている。
googleClassroomでも対応中。
5月6日までの(4月当初に出された)学習課題
科目により詳細な指示をアップしている。
3年次の生徒のみなさんへ
科目により詳細な指示をアップしている。
3.SHR  全クラス、5月7日よりgoogleClassroomで朝のみ実施中  全クラス、5月7日よりgoogleClassroomまたはMEETで実施中

全クラス、5月11日よりgoogleClassroomで朝のSHRを実施予定です。“MEET”で二者面談を行う予定です。
近日中に、Gメールで期日や方法についてお知らせします。
特に、学習の進め方や進路についての疑問等を整理しておいてください。

4.質問・相談対応  質問の宛先一覧・相談の方法等 質問の宛先一覧・相談の方法等 質問の宛先一覧・相談の方法等

2020.5.1 新型コロナウイルス対策に係る生徒の学習支援について(校長より)

 本日、5月1日(金)に、GW以降の学習支援計画をまとめて、生徒・保護者の皆様に情報共有をいたします。
 詳細は、在校生・保護者のページをご覧ください。

 (新型コロナウイルスの影響が拡大しており、高北生が、この困難な時期をできるだけ有効に、そして充実した生活を送れるように、生徒・保護者の皆様及び教職員間で定期的に情報共有したいと考えています。
 また、職員間の情報共有の場にもなっています。学校全体の取組の「見える化」を図っています。
 今後も定期的に情報を更新しますので、在校生・保護者のページを毎日チェックするようお願いいたします。)

←在校生・保護者のサンプルページ(1年次)
 生徒・保護者の皆様は、ログインをして確認してください。

1.生徒の学習支援について

 臨時休業が長期化することを想定し、臨時休業中における動画による指導やプリント・課題及び評価等の学習支援計画を提示します。
・学習支援計画は、年次ごと、科目ごとに作成します。
・まずは5月中のものを提示します。
・評価についても計画に含めます。
(例)必要に応じて単元テスト週間(6月第2週等)を設定するなど。
・内容:動画による指導(スタディーサプリ、meet、Classroom、YouTube、メール等)
 プリント・課題、評価(単元テスト)等
・動画等による指導の場合は、ご家庭にICT環境が整っていない生徒の対応についても考慮する。
 (例)個別に時間を分けて、学校のパソコン、iPad等を使って学習してもらうなど。
・プリント等の配布は、定期的に郵送することも考える。 
・他の年次・教科がどのような取組をしているか分かるように「見える化」します。

2.課題について

 生徒への課題提示を、定期的にまとめて示すことで、情報の一本化を図ることで、家庭における学習支援を行います。
・課題の提示は、定期的に(週ごとなど)生徒にお伝えします。
・教科ごとのページも作成しました。
 (各教科の課題が更新されると、新着情報でお知らせします。新着情報をクリックでもページに移ることができます。)
・他の年次・教科がどのような取組をしているか分かるように「見える化」します。

3.SHRについて

 高北生の生活習慣・学習習慣の確立を支援するため、毎日、Web等を活用したSHRを行います。
・すべての年次・クラスで、meet、Google Classroom、メール、電話等を活用して朝のSHR及び帰りのSHRを行います。
 家庭でも、学校での生活と同じように、規則正しい生活を送ることが大切です。毎日2回、必ず参加しましょう。
・SHR実施の方法については、各年次の指示に従ってください。
・GW明け(5月第2週)から、全クラスで実施予定です。
・他の年次・クラスがどのような取組をしているか分かるように「見える化」します。

4.質問・相談対応について

 臨時休業中における生徒からの質問や悩み相談を受けつけます。
・質問や悩み相談の方法については、meet、Google Classroom、メール、電話等、年次ごとに指示があります。指示に従って積極的に質問・相談をしてください。
・生徒の皆さんは、一人で悩まず、積極的に質問・相談をし、学校を活用してください。
・保護者の皆様も、相談を受け付けています。
・カウンセラーの大野先生も、直接相談及びオンライン会議システム、メールなどでの相談も受け付けています。
・他の年次がどのような取組をしているか分かるように「見える化」します。

2020.04.08 入学式

4月8日、新入生242名を迎える入学式が行われました。

ロイヤルブルーの制服に身を包み、期待と不安を抱えた表情で登校する新入生の姿は、きらきらと輝いていました。下校時の表情には変化が見られ、友達と笑顔で話しながら帰っていく姿に、こちらの顔もほころびました。

4・5月は交通事故が起こりやすい時期です。特に、1年生は慣れない通学で危険度も上がります。一人ひとりがゆとりのある行動を心がけ、安全な高校生活を送りましょう。

また、休業中は規則正しい生活(早寝・早起き・3度の食事)を心がけ、免疫力を高めて健康的な生活を送りましょう!

2020.03.02 卒業式

 新型コロナウィルス感染対策のため規模を縮小しての実施となりましたが、卒業生の落ち着いた態度により、厳粛な雰囲気の中で式を行うことができました。

 皆さんのこれからのご活躍を期待しています。

2020.2.14 調理実習(1年次生)

 1月17日。調理実習で、生姜焼きをつくり、試食用として校長室に持ってきてくれました。

 現在、高北では1年次生で家庭基礎2単位を学んでいます。この日は調理実習の授業で「生姜焼き定食」をつくり、試食用として校長室に持ってきてくれました。持ってきてくれたのは、1年5組の阿部さん、最上さん、海野さん。3人ともエプロン姿がよく似合っています。生姜焼き定食、おいしかったです。ご馳走様でした。担任の先生方にも試食をお願いしているようでした。お味はいかがでしたか?

 調理室に行ってみると、各テーブルには、おいしそうな生姜焼きが出来上がっていました。男女で協力して調理実習をしている姿が、自然で、ほのぼのとしていて、笑顔にさせてくれました。高校卒業後、一人暮らしをする人もいることでしょう。調理実習での経験が活かされる日は、もうすぐそこです。(校長)

1年5組 阿部さん、最上さん、海野さん

調理実習「生姜焼き定食」

 

2020.02.08 弦楽部 第11回はにわの里音楽祭

はにわの里音楽祭 弦楽部 

2月8日(土)に高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホールにて、「第11回はにわの里音楽祭in ぐんま」が開催され、本校弦楽部が出演させていただきました。今回は初めて群馬交響楽団 ヴァイオリン奏者の栗田則子様をゲストに迎え3曲演奏させていただきました。

「第11回はにわの里音楽祭in ぐんま」当日までに、群馬交響楽団の栗田ご夫妻をはじめ、多くの先生方にご指導いただきましたこと、心より感謝申し上げます。また、群馬地域まちなか音楽活動実行委員会の方々には、本当にお世話になりました。 

本年度は、群馬県庁での台湾フェアやイオン高崎のビックフライデーコンサートなど地域に根ざした活動を大切にし、例年よりも多くの舞台に出演させていただきました。生徒にとっては忙しかった毎日だったかもしれませんが、舞台に立つまでの努力や部員間での協力、主催者の方や観客の方々とのコミュニケーションなど、たくさんの学びがあったように思います。何よりも、演奏後に保護者の皆さまをはじめ、たくさんのお客様に「演奏よかったです!」「感動しました!」「また聴きたいです!」など心のこもったご意見を数多くいただけたことは本当に光栄なことだと思っております。

本校弦楽部の生徒は高校に入学してから弦楽器を始め、楽器の持ち方、音の出し方、音程など、日々弦楽器と向き合い、良い音を目指し練習しています。顧問として、いつも生徒のもつ力に驚いているとともに、一人ひとりがもつ力をもっと伸ばしたいと思い指導させていただきました。拙い指導ではありましたが、いつも生徒のがんばる姿を応援し、優しく支えてくださりました保護者の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

来年度は、文化祭がある年なので、引き続き本校弦楽部の活躍を楽しみにしていただけたら幸いです。

(顧問:中澤篤幸)

今回の「はにわの里音楽祭inぐんま」では、トップバッターをいただき、アップテンポの「新宝島」からはじめ、「小さな恋の歌」、そしてグレイテスト・ショーマンより「THIS IS  ME」を演奏させていただきました。

※今回は3分程度ですが、動画も観ていただけたら幸いです。

2020.01.29 図書館小講演会

2020.0129 図書館小講演会
 1月29日(水)多目的室1にて図書委員会主催の図書館小講演会が行われました。本校芸術科の藤田先生を講師にお迎えして「読書と美術」についてご講演いただきました。歴代の読書感想画コンクールの入選作品の解説をはじめ、読書にまつわるお話や「本の装丁」「本のPOP」という授業での取組、そして先生の“実験的な作文”を演劇部員が臨場感たっぷりに朗読するなど盛りだくさんの内容となりました。

〈参加者の声〉
・一つの物語でも読む人やその見方が違うだけで表現の仕方も変わるのがおもしろいなと感じました。装丁やポップなど作るものの違いによっても本のイメージの表し方に変化があって興味深かったです。(1年)

・本と絵画は一見関係がないように思っていましたが、先生の講演を聴いて、本は装丁の視点から見ればもっと世界が広がっていくことがわかりました。長い物語の世界を絵に残したり、またたった一枚の絵の世界を文字で表現したり意外にも密接な関係があったことが発見できました。(2年)

・私は芸術の選択で音楽を選んだので、美術の授業についていろいろ知ることができました。気づかないだけで、本を選ぶときに装丁から影響を受けているんだと思いました。実際に美術の授業で作られた作品を見せてもらいましたが、どれも色使いがきれいで手に取ってしまうデザインに感じました。最後に先生が書かれた小説を朗読させていただきましたが、内容も面白く楽しむことができました。ありがとうございました。(1年)

2020.02.03 学校保健委員会

2020.02.03

学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方、PTAの保健体育委員の役員の皆さんをお迎えし、令和元年度学校保健委員会が開催されました。
①令和元年度保健行事報告
②令和2年度保健行事予定及び学校保健計画について
③令和元年度保健室利用状況について
④令和元年度学校環境衛生検査結果について
以上の報告の後、生徒保健委員会による発表がありました。
高北での集団献血の取組についてアンケートを実施し、その結果をまとめ、「献血について考えよう~献血がつくりだす命のつながり」のテーマで発表が行われました。さらに、口腔衛生に関するアンケートの結果もまとめられ、発表されました。
最後に、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方から指導助言をいただき、閉会しました。
生徒の発表資料については、学校生活/評価と取組に掲載しました。→学校生活/評価と取組

2020.01.27 授業レポート(2年化学) 

授業レポート(2年化学) 1月27日(月) 

 2年生化学の授業紹介です。1月24日(金)以降,化学の授業ではChromebookを活用した無機物質各論(酸素,窒素,硫黄,鉄,銅,アルミニウムといった元素ごとの学習)のプレゼン資料作成&チームティーチング準備を行っています。授業構成は以下のような形になります。 
生徒の皆さんの活躍が楽しみです。

〇1時間目 
・Chromebookへのログイン
・クラスルームへの入室
・フォルダの管理説明
・Googleスライド使用法説明
・分担班の決定
・プレゼン資料作成 

〇2,3時間目
・プレゼン資料の作成
・テキストの課題,問題集の解説作成(質疑応答資料)

〇4〜13時間目
・元素別各論
・プレゼン 10分
・プレゼン班によるチームティーチング(質疑応答) 40分 

2020.01.23 授業レポート(2年化学)

授業レポート(2年化学) 1月23日(木) 

2年生化学の授業紹介です。1月23日(木)の授業では無機物質の識別実験を行いました。11種類の溶液を識別するために,どんな実験を行えばよいのかを生徒が主体となって考えていく探究型実験です。物質を識別するために必要な情報は何か,その情報を得るためにはどの実験をどのような順番で行えばよいのか,といったことを考えながら実験手順を考えて進められました。

最終的には,沈殿生成の有無,錯イオン生成による再溶解の有無,溶液の臭い,溶液や沈殿の色,弱酸遊離反応の有無,溶液の液性といった情報を的確に利用した班が11種類の溶液をすべて答えることができました。また,班ごとにそれぞれ特色のある工夫を行っているのが印象的でした。 

2019.12.17 ステップアップサポート事業推進研究委員公開授業・授業研究会レポート

2019.12.17 ステップアップサポート事業推進研究委員公開授業・授業研究会レポート 

 群馬県では,人口減少と人口構成の変化,急速な技術革新やグローバル化の進展等による社会全体の変容に対応するための授業作りの一環として,県立高校におけるステップアップサポート事業を推進しています。ステップアップサポート事業は以下の2つの事業で構成されます。①各校1名のコーディネーターを核として校内の授業改善を促すもの,②全県下で科目ごとに任命された推進研究員の公開授業・授業研究会を活用するものです。

 12月17日(火)には,推進研究員の中村教諭(化学)の公開授業が行われ,各校から20名が参加しました。また,公開授業後の授業研究会には,生徒の希望者6名が参加し,生徒の振り返りをベースにして,活発な授業研究・検討が行われました。以下に,参加した生徒の振り返りコメントを載せます。振り返りコメントは,①普段の授業の様子や振り返り,②当日の授業の様子や振り返り,③授業研究会参加の目的,④授業研究会の振り返り,から構成されます。 

 

 

ステップアップサポート
事業推進研究委員公開授業・授業研究会次第.pdf

参加者1 Nさん
①     普段の授業の様子や振り返り
始めの導入で5分くらいの間,先生がプロジェクターで,今日学習する課題の内容の説明をしてくださいます。その後は,各自,課題に取り組みます。課題は,基本課題〜発展課題まであり,自分の実力に合わせて取り組めるようになっています。
また,席は自由席で,移動も自由にできるため,分からないところがあったときなど,すぐに仲間と聞き合うことができます。聞き合うことで,自分一人では分からなかった問題の解き方が分かったり,逆に教える(説明する)ことで,inputしたものをoutputできるため,自分の理解をさらに深めることに繋がるため,自分にとっても相手にとってもプラスである学習ができるため,とても良いです。
プリントはスッキリまとまっていて,解答,解説はとても詳しく書いてあるため,生徒同士でも理解できるようになっています。私は一つ一つじっくり理解しながら課題解決をしているため,授業内に全て終わりません。家庭学習を効率よく活用していきたいです。 

②     当日の授業の振り返り
確認テストをやりました。始めは自分一人で取り組み,その後,班の人と話し合い,そしてクラス内で自由に話し合ってよいという行われました。班の人と意見が違ったときなどには,なぜそうなったのかを活発に話し合え深い学びができました。今回の確認テストで分からなかったところ,間違えたところは,自分の弱点なので,その分野を中心に学習をしていきたいです。確認テストは自分の学習状況をと,自分の苦手な分野が把握できるため,他の教科でも行ってほしいと思いました。

 ③     授業研究会への参加目的
自分は将来,小,中学校の教師になることが夢です。そのため,このような授業研究会にはとても興味がありました。今,センター試験から共通試験に変化しているように,社会が求める人材も思考力が高い人,コミュニケーション能力が高い人などのように,昔とはとても変化しています。そのためには教育も,変えていかなければいけません。
そこで,この授業研究会に参加し,どのような授業形態を行おうとしているのか,そして,たくさんの先生方からのお話を聞いて,自分の視野を広め,それを将来に生かしたいと思い今回の研究会に参加しました。 

④     授業研究会の振り返り
私はこの研究会に参加してたくさんの新しい学びを得ることができたし,成長することができました。今まで,授業の目的などを特に意識して考えたことがありませんでしたが,なぜアクティブラーニングを取り入れた学習をするのか,先生が一方的に教える授業との違いは何なのか,すごく理解できました。そのため,今後の授業で自分はどのようなことを意識し,どのような目的を持って取り組めば良いのかすごく勉強になりました。
また,研究会に参加した先生方との話し合いに参加したのはとても良い経験でした。先生方が日頃どのような思い,目的で授業を行っているのか,知ることができたし,今後の授業を良くしていくために,生徒としての意見を伝えることができ,良かったと思いました。色んな学びを得てすごく楽しかったし,将来について考えることができた良い機会になった。そのため,またこのような機会があったらぜひ参加したいと思った。


参加者2 Uさん
①     普段の授業の様子や振り返り
 普段は先生が今日の目標として挙げた問題の範囲の教科書をよく読んでから問題に取り組み,授業時間内に終わらなかった問題は家で取り組むようにしています。また,分からない問題は,教科書やプリントを読んでも分からなかったら班の人に,班の人も分からなかったら先生に聞くようにして疑問点を残さないようにしています。 

②     当日の授業の振り返り
 当日は確認テストだったので予習として授業前にプリントを見直したり,教科書を見たりしていました。周りに先生方がいらっしゃって少し緊張したけど,自分のペースで1問1問しっかりと問題を解くことが出来ました。分からなかったところは,班の人に聞いて解き方を教わったり,一緒に解いたりできたので,分からないところが解消できてよかったです。 

③     授業研究会への参加目的
 将来したい職業の選択肢の1つとして生物の教員があって,他校の先生方とお話をしたりして,生物の教員の仕事やイメージを具体化したいと考えたのと,とても貴重な経験で,これから先,生徒として参加することはできないし,自分のためになりそうだったので参加しました。 

④     授業研究会の振り返り
授業研究会が始まる前は,他校の先生方としっかり話せるか,普段の授業のことについて説明できるか不安なことが多かったけど,同じ班の先生方がすごく話しやすくて,すぐに緊張がなくなりました。また,先生方が相槌をしてくださったり,色々な質問をしてくださったので,すごく話しやすかったです。また,他校の先生方と話をする機会はなかなかないので,すごく貴重な体験ができたなと思いました。


 参加者3 Hさん
①     普段の授業の様子や振り返り
 まず,自分で最後まで解いて,理解できなかったものをグループで話し合っています。授業をもっと有効に活用したいので,授業前に5分ほど予習をして課題をやっておきたいです。 

②     当日の授業の振り返り
理解をしっかりしていない部分があったのでしっかり身に付けたい(←土日で復習する!)。いつも通り話し合って理解を深められました。身に付けることが弱いと感じたので授業前に予習をしたい。 

③     授業研究会への参加目的
自分たちの日々の授業は、どういうことを先生たちが学んで意識して行っているか,気になったからです。 

④     授業研究会の振り返り
今の教育をしっかり考えて学んでいる先生がいるという実感と,いくつになっても,何をするにしても,「?」を持って学ぶことが大切だということを学んだ。←中村先生・先生方の違いより普段から「?」を持って思い切って行動することを大切にしたい。失敗をどんどんすることが,学び,生きることに繋がるんだと心に留めて,やりたいことをとことんしたい。正直に「?」を持ってそれを思い切って行動して,どんどん「?」を追い詰める力が足りないように感じた(他の先生方と話して)。自分はしっかり「?」をどんどんかみ砕いて生きたい。


 参加者4 Kさん
①     普段の授業の様子や振り返り
 普段の授業も,今回の授業と同じように生徒同士が積極的に話し合いをし,相談しながら授業に取り組んでいます。そして,班で分からなかったら,他の班の人に聞きに行くなどし、班の枠を超えてのコミュニケーションもあります。 

②     当日の授業の振り返り
 当日の授業は,確認テストという普段の授業とは少し違うものを行いました。確認テストは単元ごとに行うので,自分がどの程度その単元を理解しているかのとても良い確認になります。この確認テストも,個人,班,クラス全体とクラスのみんなで協力するような雰囲気があるのも,良い点の一つだと思っています。今回は,問題数が少なかったのですが,みんなと協力しながらしっかりと取り組むことができました。 

③     授業研究会への参加目的
 私が授業研究会に参加した目的は,将来の進路の1つとして教師を考えているからです。なので,先生の「県内で意欲のある先生が集まる」という言葉を聞いて興味を持ち,参加したいと思ったからです。 

④     授業研究会の振り返り
 今回の授業研究会では,(他校の)先生三人,生徒一人という状況で,そのような状況になるのは初めてだったのでとても緊張しました。あまり上手く話すことが出来なかったけれど,先生方三人がとても優しく対応してくださったので,次第に緊張もほぐれ,上手く話せるようになりました。
普通の学校生活を過ごしている中では絶対に体験することのできないような貴重な体験をすることができたので,勇気を持って参加して良かったと思っています。


 参加者5 Oさん
①     普段の授業の様子や振り返り
プリントや教科書などを使用して,班メンバーで協力して行うことが出来て,より深い学びが出来ていることが,学力UPに繋がっていると思った。

②     当日の授業の振り返り
資料集やプリントを使い,話し合いを多くして問題を解くことが出来た。難しくても,基本的なことをおさえられていたため,時間内に終えられた。

③     授業研究会への参加目的
滅多にないチャンスなため,他校の先生方の話をしっかり聞こう。

④     授業研究会の振り返り
普段の授業では分からないことが多く,とても参考になった。これからもさらに班で協力して授業に取り組みたい。


参加者6 Uさん
①     普段の授業の様子や振り返り
 教科書やプリントを活用しながら課題を解く。分からないような所があったら,友達や先生に聞いて解決している。

②     当日の授業の振り返り
 個人の時間で半分しかできなかったので,その後の時間で友達と協力して解いた。自分のあいまいな部分も確認できたので良かったです。15分以内にできるように頑張りたい。

③     授業研究会への参加目的
 教育系の学部への進学を考えているので,その進路への参考になれば良いなと思ったから。また,色々な先生方の話を聞いて刺激になればいいなと思ったから。

④     授業研究会の振り返り
 色々な先生と話をすることができて,とても楽しかったし,色々な話を聞くこともできたので良かった。

2020.01.27 令和元年度Gワークチャレンジ推進フォーラム

2020.01.27 令和元年度Gワークチャレンジ推進フォーラム 

1月27日(月)に高校生インターンシップ推進事業である「Gワークチャレンジ」の推進フォーラムが前橋で開催されました。県内の高校生の代表の一人として、本校1年次生の村井明日海さんが「探究型インターンシップ」についての報告発表を行いました。県内普通科進学校では珍しい学年全員インターンシップとして、多くの方に注目していただきました。
村井さんは、自身の探究テーマとインターンシップでの学びを結びつけ、今後の進路選択について発表を行いました。また、パネルディスカッションでは、探究型インターンシップを通しての自身の変化等について語ってくれました。 

 

Gワークチャレンジ推進フォーラム配付資料.pdf

Gワークチャレンジ推進フォーラム次第.pdf

2020.01.22 はにわの里音楽祭 弦楽部コンサート出演告知

はにわの里音楽祭 弦楽部コンサート出演告知


日時:2020年2月8日(土)13:00~
場所:高崎市市民活動センター・ソシアス市民ホール
観覧無料

高崎北高等学校 弦楽部が出演させていただきます。
また、今回初めての試みでいつもご指導いただいている
群馬交響楽団のヴァイオリン奏者 栗田様を迎え、
気持ちを込めて演奏させていただきますので、
ぜひお越しいただけたら幸いです。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

2020.1.11~12 女子バスケットボール部 県新人大会

2020.1.11~12 女子バスケットボール部 県新人大会 

1月11日(土)から各会場で県新人大会が始まりました。
高北は、11日(土)に1回戦西邑楽高校、12日(日)に2回戦伊勢崎清明高校と戦いました。ベスト16をかけた伊勢崎清明高校との一戦では、自分たちの攻撃の形が作ることができたものの、最後のシュート決定力に課題が残る試合となりました。
次大会の県総体まで4か月、練習を積み重ねてベスト16以上を目指します。 

試合結果 高北68―54西邑楽(ユニフォーム白)
     高北28―91清明(ユニフォーム青)

1回戦 1回戦
2回戦 2回戦

2019.12.25~28 全国高等学校オーケストラフェスタ見学

12月25日(火)~12月28日(土)で東京都新宿にて全国高等学校オーケストラフェスタが開催されました。本校弦楽部2名が見学に参加してきました。

〈生徒の感想〉
★私はたくさんの参加校の演奏を聴いて、とても圧倒されました。私たちとは全く違う音が楽器から出ているように聴こえました。
ですが、私たちの演奏を聴いて喜んでくださる方もいると思うと、私たちにはまだまだ伸びしろがあるのだと思いました。
ヴィブラートや音の強弱などの課題はありますが、たくさん練習していきたいと思いました。(ヴィオラM)

★参加校は、どこの学校も上手で、自分たちはまだまだだと思い知らされたと同時に、もっと上手になりたいと思った演奏会でした。
参加校は6年生の中高一貫校が多く、ある学校の生徒に話を聴いたところ、最初の1年間は音階の練習しかしないなど、基礎練習に力を入れているとのことでした。3年間、精一杯楽しんで、上達できるように今後も努力していきたいと思いました。(ヴィオラN) 

全国の管弦楽部、弦楽部が集まり、お互いの学校の演奏を聴き合うという、オーケストラフェスタに今年初めて見学として参加させていただきました。
学校によっては、10名以内の団体や、50名以上の参加団体もありました。参加団体の演奏からは、生徒の奏でる音色や全体のサウンドなど、とても心に響く演奏会でした。演奏後に、賞をつけるのでなく、生徒同士が他校の生徒へメッセージを送るというものでした。なかなか少ない弦楽器の部活動のなかで、このような交流ができることは本当に素晴らしく、また、生徒への励みになるのだと肌で感じました。
来年度は、ぜひ本校弦楽部がオーケストラフェスタに参加できればと思います。 

日頃より、保護者の皆様を始め、群馬交響楽団の栗田ご夫妻、OBの方や地域の方々など多くの方々に温かく支えていただき、心より感謝申し上げます。今後も、部員、顧問一丸となって、よりよい音楽を目指し、活動していきたいと考えています。
今後も、本校弦楽部を温かく支えていただけたら幸いです。(顧問:中澤篤幸)