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2019.6.3.溝上慎一先生講演会(高崎北高等学校教員研修)

 令和元年度「高崎北高等学校授業改善研修講演会」を本校多目的室で開催しました。

 講師は、日本でアクティブラーニングの研究では第一人者としてご活躍されている、学校法人桐蔭学園理事長 トランジションセンター所長 桐蔭横浜大学特任教授の溝上慎一先生をお迎えして実施しました。

 演題は、「今、なぜ「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業が求められているのか?」。

 本校職員50名、県教育委員会関係者12名、県内高校等関係者、教育実習生+本校生徒2名計80名ほどが参加しました。

 令和元年度高崎北高等学校授業改善研修講演会

   1 日 時   令和元年6月3日(月)15:00~
 2 会 場   群馬県立高崎北高等学校 多目的室(多目的棟2F)
         375-3534 群馬県高崎市井出町1080 ℡ 027-373-1611
 3 日 程    15:00~15:20  受  付
         ※溝上先生,指導主事は14:05より授業参観をするため,13:30より受付設置
          15:20~15:30  開  会
         講 演 演 題「今、なぜ「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業が求められているのか?」
         講 師 学校法人桐蔭学園理事長 トランジションセンター所長 桐蔭横浜大学特任教授 
             溝上 慎一 先生
          16:50        閉  会


主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を行う上での3つのポイント

ポイント1 教師の指示が生徒に通ること 生徒の発表を傾聴すること(傾聴の姿勢)
 

 しっかり指示ができること 生徒は全員に聞こえるように発表する(させる)全員が発表者の発表を傾聴する 時にうなずくとよい。

ポイント2 個→協働→個
 

 個で自分の考えをまとめ、協働で他者との意見がズレることが重要 このズレを出し合い、ズレをどれだけつくるかが成長に繋がる。

 3割~7割が同じ答えになる課題を出す。最後の個で、振り返りシートを活用(外化させる)して生徒の考えていることを把握する。

ポイント3 タイマーの活用
  時間管理をしっかり行う タイマーを生徒に分かるように見せる。 (参考:盛岡三高)

 

溝上慎一先生講演会

「今、なぜ「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業が求められているのか?」

溝上先生と本校生徒2名

本校生徒2名が参加し、溝上先生に直接質問をしました。

5月19日(日)東京大学五月祭教育フォーラム

 5月19日(日)東京大学本郷キャンパス法文1号館において、「第14回五月祭教育フォーラム」が開催されました。

 このフォーラムは、「ROJE」(Renaissance Of Japanese Education)NPO法人 日本教育再興連盟が主催しており、中心となって活動しているのは、東京大学の学生さんをはじめ、20以上の大学、総勢200名以上の大学生のようです。今回の開会挨拶を務めたのは早稲田大学文学部2年の椎名愛さん。椎名さんは、陰山秀男先生、工藤雄一 麹町中学校長をはじめ、錚々たるメンバーを交えたパネルディスカッションのコーディネーターも務めるなど、学生による、学生の手づくりのフォーラムとして運営されていました。素晴らしかったです。

 「社会が変われば教育も変わる。刻一刻と変化する社会の中で、教育も変わり続けなければならないでしょう。しかしそれは決して受け身であってはならない。私たちの手で、教育を変えていきましょう。」

 ROJEの学生の皆さんは、こんな力強いメッセージを語りかけてくれています。頼もしい限りです。

 基調講演① 中村 伊知哉氏 (慶応義塾大学教授、i専門職大学学長(就任予定))

 2020年4月に開校を目指す「i専門職大学」は、スカイツリーにほど近い墨田区に本校舎・墨田キャンパスと国家戦略特区である港区竹芝にソフトバンク本社も入る予定の40階ほどのサテライトオフィスを設置。

 学長就任予定の中村伊知哉氏は、「i専門職大学」は、ICTを活かしたビジネスを実践する場として、アメリカのシリコンバレーのように、産業界と一緒になって学生を育成する大学になると説明しています。<世界中の産業界から招く約100名の客員教員>、<全員必修のインターンシップ>、<学生時に必ず起業にチャレンジするカリキュラム>など、新たなビジネスやサービスを生み出すための環境が整えられた大学になるようです。

 また、今後、私たちの身の回りは、さらにデジタル化していき、ICTはAI時代におけるすべての産業で先頭に立つための基本的な素養となるのです。と述べ、これからの若者に対し、私が想像できない新しい仕事を生み出してほしいとエールを送っていました。

 基調講演② 工藤 勇一氏(千代田区立麹町中学校校長)

 ■定期考査・宿題の廃止→単元テスト、実力テスト、再テスト制へ

 ■固定担任制の廃止→全員担任制(チーム教育)

 ■AI(人工知能)による数学指導

 ■制服・頭髪指導の廃止

 ■生徒会主催私服登校期間設定

 工藤校長先生は、様々な新しい取組をはじめており、今話題の校長先生です。皆さんはどう思いますか?

 東京大学本郷キャンパス法文1号館には、教育関係者(半数以上が大学生でした。)800人以上が集まり、盛大に熱気あるフォーラムが開催されました。

 東京大学五月祭もたいへんな賑わいでした。

 

東京大学五月祭(本郷キャンパス) ROJE(東大五月祭教育フォーラム)

 

4月14日(日)2019 ぐんま発SDG'sAction!!

 2019 ぐんま発SDG's Action!! が新前橋駅の群馬県社会福祉総合センターで開催されました。

 第1部 今井健太郎氏 ”SDG'sの経営戦略「SDG'sの概要と国内外の動向、企業が取り組むメリット#

 (野球部春季大会応援のため欠席)

 第2部 対談

     saitogunma CAJON カホン屋サイトウグンマ代表 斎藤 秀典氏

     環境システムズ 塚田敏則氏 ごみゼロ活動について

     2018ミス・アースジャパン東京大会 準グランプリ 田中永美氏 荒川清掃活動のお話

     JICA群馬(国際協力機構)佐藤祥平氏 SDG'sの国際活動について

     2030SDG's高校生ファシリテーター川内柊佳さん 今井健太郎氏を交えての対談が行われました。

 群馬での初めてのSDG'sのアクションでしたが、高校生も多くが参加し、熱心に耳を傾けていた姿が印象的でした。イベント最後の名刺交換会には100名ほどの参加者が集い、熱気に溢れていました。

4月10日(水)パン販売始まる

 創立以来、本校で40年間パン販売をしていただいていた長野製パン屋さんが昨年度末をもって営業を終了し、新たにトリアノン(群馬フードサービス)さんが販売を開始しました。今後ともよろしくお願いします。

4月9日(火)入学式式辞

 春の日差しが日ごとに強く降り注ぎ始め、正門の脇の桜が新入生の新しい門出を祝福してくれるかの如く満開に咲き誇る今日の佳き日に、PTA会長 岡田美奈子(おかだ みなこ)様を始め、多数の御来賓と保護者の皆様方の御臨席を賜り、平成三十一年度群馬県立高崎北高等学校第四十一回入学式をこのように盛大に挙行できますことは、私ども教職員一同の大きな喜びであり、心より厚く御礼を申し上げます。

 ただ今、入学を許可しました240名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。高崎北高校への入学を、心から歓迎いたします。また、御列席の保護者の皆様におかれましては、今まで手塩にかけて育てられましたお子様の御入学を心からお祝い申し上げます。

 さて、先日、新しい元号が「令和」に決定しました。皆さんは新しい時代のスタートの年に、新しく高校生活を始める記念すべき学年であります。

 また、高崎北高校においても、昨年、創立四十周年を迎え、これまでの四十年を振り返り、これからの新しい四十年をどのようにつくり上げていくべきかを議論し、一年間をかけて準備して参りました。今年度は、いよいよ高崎北高校の新しい教育を本格実施する記念すべき年でもあります。

 高崎北高校の新しい取組は様々ありますが、その中の二つを紹介します。

 一つは、変化の激しい社会を生き抜くための「資質・能力」の育成です。

 「大量生産社会」から「知識基盤社会」に入り、AI(人工知能)が人々の働き方まで大きく変えようとしている今日(こんにち)、社会で求められている資質・能力も大きく変わろうとしています。これからの高校教育においては、これまでの基礎的な知識・技能を身に付けることに加え、それらを活用して課題を解決していく活用力を身に付けることも重要です。ただ単に大学に合格する力を身に付けるだけでなく、その先にある社会で必要とされる資質・能力である、「主体性」や「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」といった資質・能力を、高校生のうちから身に付けることは大変重要であると考えます。高崎北高校では「高北生に身に付けてほしい資質・能力」として、「主体性」や「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」など9つの資質・能力を、すべての先生方で議論し、決定し、授業や部活動、学校行事等、学校におけるすべての教育活動において育成してまいります。

 新入生の皆さんは、指示されたことをこなすだけでなく、何を学ぶか、どう学ぶかなど、自ら考え、主体的に行動するようお願いします。また、授業や部活動、学校行事等においてグループで話し合う機会を積極的に設けます。さらに、自分の意見を発表する機会も積極的に設けるので、積極的に参加するようお願いします。これらの力は、一朝一夕に身に付くものではありません。苦手なことでも普段から心がけることで、三年間で大きく成長するものと考えます。努力を怠らず、気長に自分を磨き続けることで、三年後、皆さんが卒業するとき、社会で求められる様々な資質・能力を身に付け、大きく成長した高北生となっていることを期待します。

 もう一つは、「探究」です。

 昨年三月に高等学校学習指導要領が改訂され、本校においても2030年を見据えた新しい教育を推進しているところです。その取組の一つとして、今年度から新たに「総合的な探究の時間(あららぎ探究プラン)」を立ち上げ、新入生の皆さんの「探究」活動が本格始動します。「あららぎ探究プラン」では、社会人と対話したり、ボランティア、インターンシップ、大学訪問等、様々な活動を通して、疑問に思ったことに対し自ら問いを立て、仲間と互いに議論しながら課題解決を図る探究活動を行います。探究活動を行うことで、あんな職業に就きたい、あんな人になりたいという「皆さんの心に火をつける」活動を推進し、学びに向かう力を育てます。こうした活動を通して、自分の原点(自分に最も興味のあること)を探り、将来の職業について想いを巡らせる時間を経験することで、結果的に大学入試を突破する近道になると確信しています。

 本校の校訓は「未来を拓く」です。

 新入生の皆さんは、自分の原点を探り、問いを立て、友達と対話しながら課題を解決する探究活動を通して、将来の職業や夢を実現する「未来を拓く人」になってほしいと願っています。

 今日からの高校生活の中で心配なことのひとつに、交通事故があります。新入生の皆さんは、慣れない通学路を通うこととなりますが、早めの登校を心掛け、交通ルールを遵守し、細心の注意を払って登下校をしていただきたいと強くお願いします。

 結びに、今、新たな道を歩み始めた新入生の皆さんが、高崎北高校での三年間で大きく成長されることを祈念するとともに、御来賓並びに保護者の皆様方におかれましては、本校に対する特段の御支援・御協力をお願い申し上げ、式辞といたします。

 

 平成三十一年四月九日

                                    群馬県立高崎北高等学校長  丸橋  覚

4月8日(月)始業式訓話

 

 

 皆さん、おはようございます。  

 いよいよ今日から新学期が始まります。新しい元号が「令和」と決まり、今年は「令和元年」になります。新しい気持ちで、新しい未来に向かって、新たなスタートを切りましょう。 

 昨年度の終業式でも話しましたが、本校は学校の地図となる「高崎北高校グランドデザイン2019」を作成しました。年度当初に当たり、改めて話したいと考えています。

 まず、学校教育の基盤として、➀「基本的生活習慣の確立」と②「基礎・基本の確立」が重要です。

 基本的生活習慣として、しっかりした挨拶をする、身だしなみを整える、早朝から自習室で勉強したり、放課後遅くまで自習室に残って勉強するなど、毎日の規則正しい生活習慣を身に付けることが大切です。

 また、基礎・基本の確立では、漢字や古典文法、公式や英単語・熟語など、基礎・基本を徹底することは、高校生として当たり前のことです。基礎・基本を身に付けることは、体に栄養素を補給することと同じであると考えています。体作り必要な栄養素をしっかり吸収しましょう。

 この基盤の上に、社会に出て必要となる資質・能力を育成することも今年度のテーマとして重要と考えています。

 先生方でまとめた「高北生に身に付けてほしい資質・能力」のうち、具体的に3つ確認します。

 第1に、「主体性」です。勉強も宿題も、言われたからやるではなく、自分からこれを鍛えるというよう、主体的な学習を進めてください。授業においても、部活動、学校行事においても、主体的に行動することを心がけてください。

 第2に、「コミュニケーション能力」です。私は他の人と対話をすることにより、自分の意見がまとまったり、自分が気付かなかったことに気付けたり、新たな発見をすることができると考えています。先生方も、授業や部活動、学校行事等で、皆さんがコミュニケーションを活発にできるよう支援するので、自身のコミュニケーション能力を高めることを意識して生活をしてください。

 そして第3に、「プレゼンテーション能力」です。私も今はこうして話をしていますが、高校生の頃はまったく苦手でした。授業や部活動、学校行事などで、皆さんに積極的に発表する機会をつくるので、皆さんはできるだけノー原稿で発表してください。記憶できる短い文章でも結構です。途中で詰まってしまっても結構です。果敢にチャレンジしてください。

 この他、進路指導の充実、国際交流の充実についても話しておきます。

 進路指導の充実では、昨年度より引き続き「難関大学合格プラン」を推進します。皆さんは、もっと目標を高くして良いと思います。それだけの力を持っていると確信しています。目標を下げるのはセンター試験が終わった後や3月の最後でも良いと思います。可能であれば、「東北大学オープンキャンパスツアーや筑波大学オープンキャンパスツアー」なども実施したいと考えています。

 また、国際交流の充実も推進します。高校生という若いときに海外を経験しておくことはとても貴重であると考えます。アメリカ研修や香港研修なども計画しています。勇気を出して積極的に参加してください。必ずや素晴らしい、かけがえのない経験となることと確信しています。

 最後に、新3年生の皆さんには、最上級生として高北生の模範となる行動がとれるようお願いします。

 部活動では、高校生活最後の集大成の時期がやってきます。悔いの残らないよう、全力を出し切ってください。また、学習面においても、先輩に続き、日々努力を惜しまず、全力で頑張ってください自分の力を信しることが大切です。3月の最後の最後まで諦めず、自分の夢に向かって努力し続けてください。皆さんの一人一人の成長を大いに期待しています。

 また、新2年生の皆さん、いよいよ明日、新入生が入学してきます。新入生が安心して高北生活がスタートできるよう温かく迎え入れてください。部活動や学校行事においては、3年生を引き継ぎ、中心的な役割を担うことが多くなるでしょう。文武両道を目指して、日々自分を磨き続けてください。

皆さんにとって、今年が新しく、祈念に残る1年となることを祈念して挨拶とします。頑張ってください。

4月3日(水)平成31年度(令和元年度)学校運営方針について

平成31年度(令和元年度)学校経営方針について

平成31年4月3日(水)   

群馬県立高崎北高等学校

校訓:「未来を拓く」

 

教育目標

(1) 豊かな人間性を養い、高い知性、たくましい意欲・主体的な行動を身につけ、自主自立の精神で未来を切り開いてゆこう。

(2) 夢と感動のある体験を通し輝く個性を磨き、21世紀を自立して生きてゆく人間となろう。

ビジョン:「未来を拓く人」を育てる高崎北高校をつくる。

ミッション:生徒自ら「学びを創る学校」を目指す。

方    策:生徒自らが「学びを創り出せる授業・部活動・学校行事・クラス・委員会」を創る。

高北生に身に付けて欲しい資質・能力

❶ 主体性 ❷ コミュニケーション能力 ❸ チャレンジ精神(行動力)❹ 探究心

❺ リーダーシップ ❻ 継続力(レジリエンス)❼ 表現力(プレゼンテーション能力) ❽ 自己肯定感 

⓪ 基本的な知識・技能

※職員研修により、先生方から出された「育てたい資質・能力」をまとめたものです。

学校運営方針

 「基本的生活習慣の確立」、「基礎・基本の徹底」、「生徒の安全と心のケア」を基本としつつ、「平成31年度重点目標」の実現を図ります。

(1) 基本的生活習慣の確立

・あいさつ、清掃の励行、身だしなみを整える。

・早めの登校(早朝登校、早朝学習)

・授業中の生徒指導(大きい声での始・終業時のあいさつ)

(2) 基礎・基本の徹底

・学習習慣の確立(予習、復習を徹底する。)

・家庭学習時間の確保(1、2年でも3時間、3年部活引退後は6時間以上)

・自習室の積極的な活用

(3) 生徒の安全と心のケア

・交通安全の推進(交通事故0)

・健康管理推進

・組織的な教育相談体制・家庭訪問の充実

 

平成31年度(令和元年度)重点目標

1 「主体的・対話的で深い学び」を重視した授業の充実

 すべての年次及び授業で、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を重視した授業を推進します。

・新共通テストに対応した「思考力・判断力・表現力」を身に付けさせるための教科指導等の改善を推進します。

・ICT環境(プロジェクター、Wifi環境、タブレット等)を整備し、積極的に活用します。

・教科指導力の向上を図ります。

(授業研究週間の設定、研究授業の開催、ステップアップサポート事業)

・授業の目標を明確にし、見通しを立てたり、振り返ったりする活動を重視します。

 (評価のルーブリック、振り返りシートの活用等)

・授業中は生徒同士で対話する機会を積極的につくり、他者の意見をよく聞き、尊重し、探究的な活動を通して深い学びにつなげます。

2 「カリキュラム・マネジメント」の視点の充実

 「高崎北高校グランドデザイン2019」に基づき、生徒の主体性の育成を中心に、高北生に身に付けて欲しい資質・能力を、学校におけるすべての教育活動を通して育成します。その際、教科や学年の枠を越えて、教科横断的な視点から育成することに留意します。

 また、「企画会議」や「教員研修」等を活用し、学校における全ての教育活動について不断の見直しを図るとともに、「高崎北高校グランドデザイン2020」を2020年2月末までに完成し、次年度の取組につなげます。

3 「社会に開かれた教育課程」の充実

 生徒が社会的課題を乗り越え、未来を切り拓いていくためには、学校が社会や世界と接点を持ちつつ、多様な人々とつながりを保ちながら学ぶことのできる、開かれた環境となることが不可欠です。

地域の教育力を活用するとともに、学校教育を学校内に閉じず、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させます。具体的には、

・地域の社会人や保護者、大学教授等、地域の教育力を積極的に活用します。

(大学見学、模擬授業、講演会、ボランティア、インターンシップ、研究所訪問等)

・高北Webページなどにより、学校の取組や生徒の活躍の様子などを保護者や地域の方々に積極的に情報発信します。また、PTA活動の充実を図ります。

・学校評価を充実させるとともに、学校評議員等による外部評価を活用するなど、地域社会とのつながりを重視した学校づくりを推進します。

4 学力向上、進路指導の充実

 国公立大学100名、難関大学(北大、東北大など)合格を目指します。具体的には、

・「大学合格ロードマップ」の活用

・「難関大学合格プラン」の充実(難関大セミナー、東北・筑波大オープンキャンパスツアー、難関大学在学生の話を聞く会、個別添削指導など)

・主体的な学習の励行、学習会の開催、自習室の活用、課外学習、模試の活用

・e-portfolioの活用。

5 3年間を見通したキャリア教育の充実

 社会で活躍するために必要な資質・能力を育成するため、3年間を見通した探究型のキャリア教育を推進します。

 その際、自分の原点を見つめ、社会との接点を持ちつつ自らの問いを立て、探究活動を通して将来の職業につなげます。具体的には、

・総合的な探究の時間「あららぎ探究プラン【新規】」の充実

・1年次「自分を知る、学びを知る、社会を知る」

 (高北ナビ、未来の教室、ボランティア、インターンシップ、大学訪問など)

・2年次「自ら学びたい『問い』を設定し、探究し、学びを発表する」

  (テーマ研究・発表、夢ナビ、コンクール・コンテスト参加、大学研究所訪問など)

 ・3年次「自分を表現し『未来を拓く』」

  (小論文指導、面接指導など)

 ・各教科における探究活動を推進します。

 (国語:読む力、論理的に書く力、数学:根拠に基づいた論理的表現力、英語:英語による即興力(修学旅行で現地高校生と英語で質疑応答)…など)

6 国際交流の充実

 グローバル社会に対応した、国際感覚豊かな人材を育成します。具体的には、

・ボストン米国研修の実施(希望者)

・香港研修の実施(希望者)

・EZ Chatの活用

・台湾苑裡高級中学との姉妹校交流(英語でのプレゼンテーション・交流を含む)

・台湾修学旅行の実施

・英検・Gtec等四技能テストの充実、スピーチコンテスト等への積極的参加

7 文武両道の推進

 学習と部活動・生徒会活動等を両立させ、文武両道を推進し、人格の向上を目指します。

・部活動や生徒会活動等においては、短時間で集中した活動を心がけるとともに、生徒の主体性を尊重し、生徒自らが目標や活動方針・内容を互いに話し合い、協力しながら作成し、目標達成を目指します。

・部活動等の大会で、上位入賞を目指します。